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中村アン「負けちゃダメだ」相手役・新田真剣佑の瞳に惑わされる!?

ドワンゴジェイピー

中村アン「負けちゃダメだ」相手役・新田真剣佑の瞳に惑わされる!?

ハツラツとした笑顔が魅力的な女優の中村アン。映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)では、高飛車な政治家令嬢役にチャレンジ。怒りを爆発させるなど感情のアップダウンの激しい役で、新境地を切り開いている。女優業をスタートさせて5年。未知なる役柄との出会いについて、「不安ではありましたが、いい意味でこれまでの私のイメージを裏切るチャンスになったらいいなと思った」と清々しく語る。新たな一歩を踏み出した中村に、女優業への熱い思いとともに、内からも外からも美しく輝くための“マイルール”を語ってもらった。

イメージを裏切る役も「うれしい」

「第25回小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名小説を佐藤祐市監督が映画化した本作。強い絆で結ばれた幼馴染のキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)が、10年もの歳月をかけて表と裏の社会でのしあがり、日本中を巻き込む壮大な計画を進めていく姿を描く。

中村が演じるのは、物語の鍵を握るヒロインの一人で、キダとマコトの元に現れるリサ役。リサにふさわしい男になるべくマコトが奮闘する…という展開となり、リサは“高嶺の花”でもあり、“キツい女性”でもあるといった役どころ。


中村は「ここまで感情を爆発させる役は初めて。今までにやったことのない役柄で、チャレンジングな役だと思いました」とオファーを述懐。「でもこういった役柄でオファーをいただいて、うれしくもあって。お芝居で認められたいという思いもありましたし、いい意味でこれまでの私のイメージを裏切るチャンスになったらいいなと思った」と強い意志をのぞかせる。

演じる上で大事にしたのは、「リサは自分中心に世界が動くと思っているような女性。その軸をブラさない」ということ。「私は楽しさとか、笑顔を見せる表現の方が得意で。睨みを利かせるといった表現は苦手。睨んでも、あまり怖くならないんですよ」と照れ笑いを浮かべ、「リサという女性の内面を理解して、相手の役者さんをしっかりと見て、強い気持ちを出そうと思いました」と語る。


新田真剣佑の俳優力を目撃!「引き込まれた」

劇中でリサとマコトはカップルとなるが、2人がいさかいを起こす場面もある。リサはマコトに苛立ちをぶつけるが、中村は「新田さんのお芝居は、本当にすごいんです。引っ張ってもらった感じがあります」とマコト役の新田に感謝。

「リサがマコトに怒りをぶつけるシーンでは、監督から『アンちゃん、負けているよ』と言われることもあって。『負けちゃダメだ、負けちゃダメだ!』とリサの強さを引っ張り出しました。新田さんは、不思議な魅力がある俳優さん。監督はよく『彼の瞳はビー玉のように美しい』とおっしゃっていました。目力があるので、みんな引き込まれてしまうんです」と大いに刺激も受けたという。


また幼馴染を演じる岩田と新田については、「すごく仲がよかった。撮影の合間は2人でゲームとかをしていたんじゃないかな?」とにっこり。「作品の要となる2人の仲がよかったので、撮影現場の雰囲気もとてもよいものになっていて。冬のシーンも、実は真夏に撮影をしているんです!暑い中、冬服を着込んでの撮影でした。でもスタッフさん含め、みんなが『暑さにも負けないぞ』と一丸となっているのが感じられる、すてきな現場でした」と振り返っていた。


女優として新たなステージへ

撮影現場へ向かう道のりは、「不安でソワソワ、ドキドキしていた」という中村。「でも帰り道は、達成感で帰ってくる」と新境地を切り開き、充実感もたっぷり。リサを演じ切った今、「演じる前は、なんであんなに尻込みしていたんだろうって思って。それくらい、新しい発見がありました」と自身に起きた変化を明かす。

「『怒るときって、私はこんな顔をしているんだ』と思ったり(笑)。お芝居って、知らない自分を知ることもできるものなんだなと、改めて思いました。また、本作の撮影後にドラマ『グランメゾン東京』の撮影があって。『グランメゾン東京』で演じた栞奈役は、自分の思いを秘めながら、最後にそれをぶつけるという役柄でした。リサで感情を爆発させるお芝居をやっていたからこそ、栞奈を演じることができたと思っています」と次につながるステップにもなったそうで、「そういった意味でも、リサを演じられたことは私の中ですごく大きなこと」としみじみ。

「山をひとつ登ったような気もしていて。イメージとは違う役柄をいただけて、私にもいろいろな側面があるんだと発信できるチャンスをもらったように感じています。自分にとっても、これからの可能性を信じられる役になりました」と力をもらった。


内からも外からも輝く…美の秘訣は?

明るく、ポジティブなオーラが美しく輝く彼女。美容において今、自身のテーマとなっているのは「緊張をほぐすこと」なのだという。


「緊張すると、お芝居やパフォーマンスも固くなってしまう気がしていて。緊張すると、呼吸が浅くなって、顔色も悪くなってしまうんですよね。私はそんなとき、いつも背中のストレッチをするようにしています。肩甲骨を開くと、緊張が和らいで、呼吸もしやすくなる。すると『どうしよう…できるかな』という気持ちも、ちょっと楽になる。“どうやって緊張とうまく付き合うか”ということが、今の私の美容テーマになっています。梅干しを舐めて脳をスカッとさせたり、ミント系の香りでリフレッシュするのもオススメですよ」。

続けて「以前はアウターマッスルばかりで、インナーマッスルを整えることに目が向いていなかった」と吐露。「私、細かいことや、止まっていることが苦手で…アウターマッスルをガシガシ鍛える!という方が得意」と笑いつつも、「集中して、呼吸を深くして、インナーマッスルを整えることって、とても大事だなと気づいたんです。それに私、新しいことを始めるのがとても好きなんです。苦手だなと思ったり、できるかなと思うことでも、やってみるとよかった、思い切って飛び込んでみてよかった!と感じることが増えてきています」とまっすぐな瞳で語っていた。



『名も無き世界のエンドロール』は1月29日より公開。

「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで1月29日より全3話独占配信。


取材・文:成田おり枝

撮影:稲澤朝博

スタイリスト:小原優子

ヘアメイク:高取篤史(SPEC)


【衣装クレジット】

ワンピース:THE ROW(ザ・ロウ・ジャパン)

問い合わせ:TEL 03-4400-2656、HPwww.therow.com



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