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その行動『ドッグハラスメント』かも…実は愛犬がストレスを感じている飼い主のNG行為5つ

わんちゃんホンポ

実はストレスに…飼い主によるやりがちな『ドッグハラスメント』行為とは

飼い主の行動の中には、実は犬がストレスに感じている行為が隠されていることも多いです。中には飼い主が良かれと思ってやっている行動が、愛犬にストレスを与える『ドッグハラスメント』となっていることも…。

犬はストレスを感じると以下の行動や仕草を見せます。

✔あくびをする
✔体の同じ箇所を執拗に舐め続ける
✔しっぽを噛む
✔ぐるぐると同じ場所を回る(しっぽを追いかけ回す)
✔呼吸が荒くなる
✔背中を丸めるように低い姿勢をとる

このようなサインを見せたときは、愛犬のストレスを汲み取ってあげましょう。また、今回は犬がストレスを感じている飼い主のNG行為を紹介していきます。

1.嫌がっている犬をしつこくかまう

「犬は飼い主にかまってもらうことが大好き」という先入観が強すぎて、愛犬が嫌がっているのにしつこくかまう行為は、犬にとって「今は静かに休みたいのに」とストレスになります。

他の動物に比べると飼い主という信頼できる大好きな相手にかまってもらうことを好む犬ですが、それぞれ犬にも性格がありますし、何より適度な距離感は大切です。

わざわざ飼い主から離れた場所で休んでいる時や、眠っている時などは追いかけてかまったりせず、そっと離れた場所から見守ってあげてください。

2.服を着ることを強要する

最近は犬の服も可愛いものや、おしゃれなデザインのものが増えてきています。しかし、飼い主の趣向で犬に服を着せることを無理強いすることは禁物です。

本来、犬や猫といった動物は服を着る習慣を持っていません。そのため、服を着ることにストレスを感じる子は多いです。

中には皮膚病や防寒、陽射し避けといった理由で服を着せる必要のある犬や場面もあります。しかし、不必要に着衣を強要することはやめましょう。

3.怖がっている犬を無理に他の犬や人と触れ合わせる

飼い主以外の人や他の犬と触れ合うことを好む犬も多いですが、臆病な犬や警戒心の強い犬などは、他の犬や人と触れ合うことを苦手とする子も少なくありません。

他の犬や人を見て怯えたり威嚇している愛犬に対して、無理に他の犬や人と触れ合わせる行為は、良かれと思ってしている行為でも、犬にとっては『ドッグハラスメント』に値する行為です。

他の犬や人とのふれあいを苦手としている犬の場合は、その犬のペースに合わせて徐々に慣れさせることが大切です。まずは遠くから観察させて少し興味を持ち始めたら、相手と徐々に距離を縮めていきましょう。

4.しつけを意識するあまり厳しすぎるトレーニングを行う

犬のしつけは飼い主の義務です。とはいえ、「しつけをしなければ」と強く意識するあまり、その犬にとって厳しすぎるトレーニングや、しつけの進捗を急がせるような行為は禁物です。

犬の性格、特徴、犬種別の傾向など、犬がしつけやトレーニングを学習するスピードは1頭1頭異なります。しつけがなかなか上手くいかないからと、長時間トレーニングに費やしたり、怒鳴ったり体罰を加えるなどのしつけの仕方は、犬にとって非常に強いストレスとなります。

しつけ方法によってはトラウマになってしまったり、飼い主に対して恐怖心を抱くあまり攻撃的な行動に出る犬もいるため、愛犬の様子を見ながらゆっくりじっくり取り組んでいきましょう。

5.家族同士が犬の前で喧嘩する

意外と飼い主がやりがちな『ドッグハラスメント』に当たる行為として、家族同士が犬の目の前で喧嘩する行為が挙げられます。これは、犬にとって仲間である家族同士が喧嘩する光景は、集団存続の危機とも言えるからです。

もともと集団行動をしていた犬たちにとって、「集団」「仲間」はとても大切な存在です。その仲間同士が喧嘩する状況は、犬にとって自分の身を危機に直面させる行動でもあるのです。

そのため、本能的に家族の喧嘩を目の当たりにするとストレスを感じ、その場でウロウロと落ち着きなく動いたり、悲しそうな声をあげたりすることがあります。

まとめ

いかがでしたか。飼い主や家族の何気ない行動が、実は犬に強いストレスを与えている例は少なくありません。愛犬の様子を観察しながら、しつけやお世話など愛犬のペースに合わせて行うようにしましょう。


(獣医師監修:平松育子)

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