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浜辺に打ち上がったダイオウイカ、予想外の大きさに衝撃(南ア)

Techinsight

子どもよりはるかに大きな姿のダイオウイカ(画像は『Ali Paulus 2022年4月30日付Instagram「Giant Squid - Long Beach Kommetjie.」』のスクリーンショット)

このほど大きなダイオウイカが南アフリカの浜辺に打ち上がった写真がInstagramで公開され、大きな話題を呼んでいる。このダイオウイカはすでに死んでしまっていたが、実際に目撃した人はその謎に包まれた珍しい姿に「あまりに大きくて信じられなかった」と驚いたという。『Metro』などが伝えた。

大きなダイオウイカは先月30日の午前7時、南アフリカのケープタウン郊外にあるロングビーチにて地元の女性によって発見された。

ダイオウイカは謎に包まれた海洋生物で、大きな体を持っていながらもその目撃数は少ないという。米ワシントンD.C.にある「スミソニアン協会」が運営するウェブサイト「Smithsonian Ocean」によると、漁師が海面に浮かんでいたダイオウイカの死骸を発見することが多いそうだ。

しかし2012年、小笠原諸島で初めてダイオウイカが深海を泳ぐ姿を撮影することに成功し世界を賑わせた。これ以前にも生きたダイオウイカの写真や、海面近くに浮かぶダイオウイカの姿を映像で捉えたことはあったものの、本来の生息域である水深500~1000メートルの深海で泳ぐ姿を撮影できたことはなかったという。

これほどまでに希少なダイオウイカが「地元の浜辺に打ち上がった」という噂は瞬く間に町中に広まり、大勢の地元民が一目見ようとビーチに集まった。アリ・ポーラスさん(Ali Paulus、44)もそのうちの1人で、家族と一緒にビーチにやって来たアリさんは予想していたよりもはるかに大きなサイズのダイオウイカに驚くことになった。

「こんなものは今まで見たことがないですよ。あまりに大きくて信じられなかったです」と当時を振り返るアリさんは、「打ち上がっていたダイオウイカは外套膜が7フィート2インチ(約2.2メートル)ほどあり、触腕を入れると全長11フィート(約3.3メートル)はあったと思います」と語った。アリさんの息子が隣に並ぶと、ダイオウイカの方が大きいことがよく分かる。「子どもが小さいせいでダイオウイカが大きく見えるのでは?」とも考えられるが、アリさんの夫は身長6フィート2インチ(約188センチ)で、隣に並んでもダイオウイカの方が大きいことは一目瞭然だ。

アリさんは「私が一番驚いたのは、吸盤の中にあった鋭い歯でした。後から知ったのですが、これらの歯はマッコウクジラに対抗し身を守るためのものだそうです」と明かしており、丸い吸盤1つ1つに小さく尖った歯がずらりと並ぶ様子が写真からも確認できる。

今回のダイオウイカの触腕には傷が確認されており、船のスクリュー部分にぶつかってケガをして死んでしまったのではないかと推測されている。アリさんは「このダイオウイカが死んでしまっていて本当に悲しいですが、息子たちにとっては非常に魅力的なものだったようです」とコメントしており、貴重な体験となったようだ。

なお過去にはイギリスで浜辺に謎の生物が打ち上げられ、総額680万円の高級食材であると判明して話題を呼んでいた。

画像は『Ali Paulus 2022年4月30日付Instagram「Giant Squid - Long Beach Kommetjie.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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