ケープペンギンの赤ちゃん愛称は「ぽてと」 7,000名以上の投票で決定
サンシャイン水族館は、ケープペンギンの赤ちゃんの愛称を「ぽてと」に決定したことを、2024年7月20日(土)に発表しました。
7000名以上の投票で愛称決定
ケープペンギンの赤ちゃんは、サンシャイン水族館で5月19日(日)に誕生。
新たに、「草原のペンギン」水槽にて孵化からの成長過程を見られるよう展示するという試みの中、すくすくと育ってきました。そのため、赤ちゃんを実際に見た来館者による投票で、愛称を決定することに。
飼育スタッフがぽてと・さつき・わかばの3案を考案。最終決定は、7月6日(土)~7月15日(月・祝)の約1週間、水族館内設置の投票ボードで投票を行いました。
最終的に7302名の投票の内3977票を獲得した「ぽてと」が愛称に決定しました。
ぽてと公約「一番鮮度のいいイワシを給餌」を実施
それぞれの愛称案には公約が掲げられており、愛称発表会では「ぽてと」の公約であった「飼育スタッフがその日一番鮮度の良さそうなイワシを選別して給餌する」を実現しました。
また、個体識別をするためのリングは「ぽてと」をイメージしたカラーと兄「おいも」から一色もらって赤・黄色に決定し、「ぽてと」の翼に初めて装着するセレモニーを行いました。
飼育担当 渡邉果南さんコメント
孵化からの成長過程をお客様に間近でご覧いただくという初の試みは、お客様に直接見ていただける嬉しさもありつつ、同時に管理の難しさに少しプレッシャーもありました。また今年の6月、ちょうど赤ちゃんの成長に大事な時期に一気に気温が上がり、やや体調面で心配な日々が続きました。しかし、そんな飼育スタッフの心配もよそに、両親の丁寧な仔育てにより平均体重を上回るペースですくすく成長していきました。そしてこの度、多くのお客様に成長を見届けてもらい、たくさんの方の思いの詰まった愛称が決定したことをとても嬉しく思います。現在は、飼育スタッフと一緒に魚を食べる練習をしています。今後も「ぽてと」が、健康で元気に成長していけるよう、チーム一丸となって見守っていきたいと思います。