【スポーツ今日は何の日】1998年7月12日・開催国フランスがW杯初優勝
フランスが自国で初優勝
1998年7月12日は、ワールドカップでフランスが初優勝を果たした日だ。自国開催の大会で決勝に進んだフランス代表がブラジル代表を破り、初めての頂点に立った。
決勝の舞台は、サン=ドニのスタッド・ドゥ・フランス。前回王者ブラジル代表と、自国開催で初の頂点を狙うフランス代表が対峙し、スタンドは8万人の観客で埋まった。試合を動かしたのは、司令塔のジネディーヌ・ジダンだった。前半27分にヘディングで先制すると、前半終了間際の45分+1分にも頭で合わせ、前半だけで2点のリードを奪う。そのままフランスは3-0でブラジルを退け、初めてのワールドカップ制覇を成し遂げた。
開催国の優勝は2030年大会までお預け
開催国が自国のワールドカップで優勝した例はフランスを含めて6つ。そして、1998年のフランスを最後に、自国開催で優勝した国は現れていない。
開催国があと一歩で優勝に届かなかった例は多い。1950年のブラジルは、優勝がかかる決勝リーグ最終戦(当時の決勝ステージはトーナメントではなく総当たりのリーグ戦)でウルグアイに1-2と逆転を許し準優勝。この惜敗は「マラカナンの悲劇」として、いまも語り継がれている。
1958年のスウェーデンも決勝まで進みながら、ブラジルに2-5で敗れて頂点を逃している。1962年のチリ、1990年のイタリア、2006年のドイツも準決勝まで進んだものの、いずれも3位に終わった。
グループステージで姿を消してしまうケースもある。2010年の南アフリカは、一次リーグにあたるグループステージの第2戦・ウルグアイ戦を0-3で落としたことが響き、勝ち点で並んだメキシコに得失点差で及ばず、開催国として史上初めてグループステージで姿を消した。2022年のカタールは開幕戦でエクアドルに0-2と敗れ、グループステージ敗退となった。
日韓共同開催となった2002年では、開催国となった日本が初の決勝トーナメントに進出したものの、初戦のラウンド16でトルコに敗北。イタリア、スペインを下して準決勝まで進めた韓国もドイツに敗れた。
1998年から28年を経た2026年、北中米大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となった。3つの開催国はそろってグループステージを突破し、ラウンド32も勝ち上がったが、いずれもラウンド16で敗戦。開催国優勝の可能性は2030年までお預けになった。
次大会はWハイの100周年大会となり、スペイン、ポルトガル、モロッコの共同開催となる。
記事:SPAIA編集部