「お茶の間食堂」で分厚い盛々“地魚丼” 自由にかけられる魚介だしで最後は茶漬けに【そらっと牧之原】
静岡・牧之原市に2025年7月にオープンした道の駅「そらっと牧之原」。珍しい旬の食材と地元グルメを堪能できます。「お茶の間食堂」で味わえる、駿河湾の海の幸をぜいたくに使った海鮮丼が絶品でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ2025年7月にオープンした道の駅
牧之原市坂部にある「そらっと牧之原」。
2025年7月にオープンした県内26番目の道の駅です。
道の駅 そらっと牧之原・伊藤健太駅長:
平日は1日2000人、休日だと1日8000人以上。すでに15万人ぐらい来てくれています
そらっと牧之原は農産物直売所やお土産処、食事スペースなどがあり、ちょっと珍しい旬食材と地元グルメがめじろ押しです。
今回はそらっと牧之原を堪能するため、駅長の伊藤健太さんに案内してもらいました。
地元の食材を堪能できる「お茶の間食堂」
向かったのは、オープンから大盛況の「お茶の間食堂」。
牧之原市ならではの味が堪能できる食事処です。
駿河湾産のシラスに、焼津産のカツオ節が付いた「焼き茶そば(1320円)」は、人気の一品です。
熱々の鉄板の上に茶そばが乗っていて、焼き色のついた茶そばが食欲をそそります。
駿河湾地魚をぜいたくに詰め込んだ豪華海鮮丼
お店の自慢は、「駿河湾地魚3種丼(1650円)」。
その日一番オススメの鮮魚を分厚くカットし、ぜいたくに詰め込んだ豪華海鮮丼です。
1日20食限定で、地魚は日によって変わります。
訪れた日は沖サワラ・メダイ・メジマグロでした。
まずは、これから旬を迎えるメダイから食べてみます。
脂がのっていて、タイよりもねっとりとした食感が楽しめます。
次は、全長が2mを超える大型魚カマスサワラを味わいます。
スーパーなどでは沖サワラの名で切り身になって並びますが、鮮度が良ければ刺身もOK。
クセがなく淡泊でまったりとした味わいが特徴です。
サワラと言うと焼き魚のイメージでしたが、生でも全然臭みは感じません。
そらっと牧之原・伊藤健太 駅長:
生でもおいしく食べられる、駿河湾の新鮮な魚です
ショウガや香味野菜と合わさることで、よりおいしくさっぱりと食べられます。
3つめの魚、メジマグロと香味野菜を一緒に食べてもいいでしょう。
シメはお茶漬け 濃厚魚介だしが絶品
そして、最後は“魚介だし”でお茶漬けにして楽しめるんです。
「〆の魚介出汁」はセルフの水や調味料が置かれた中央のスペースにあるので、丼を持って自分でかけに行きましょう。
「〆の魚介出汁」は想像以上に濃厚。たっぷりかけるのがおすすめです。
このだしは地魚丼以外の定食のご飯にかけることもできます。
そらっと牧之原・伊藤 駅長:
ベースはマグロで取っただしで、他にもあごだしや魚介などいろいろ入っています
マグロをベースにあごや昆布などを加えた濃厚だしは、コラーゲンたっぷりでコクがあります。
お茶漬けにも合うようネタは厚切りで、ボリュームも満点。
今まで食べただし茶漬けの中でトップレベルのおいしさ、味もお腹も大満足の一杯でした。
■店名 道の駅 そらっと牧之原
■住所 静岡県牧之原市坂部582-1
■電話番号 0548-23-5110
■営業時間 9:00〜17:00 ※お茶の間食堂 10:00〜16:00
■定休 なし
■駐車場 380台
※この記事は2025年10月11日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。