あかね台中生徒 シニアにスマホ指南 防災などの一助に
あかね台中学校の福祉委員会の1、2年生7人は1月28日、主に60歳以上の人を対象にスマホの操作を教える講座「スマホ寺子屋」を恩田地域ケアプラザで行った。
子どもたちがシニア世代と交流し、つながることを目的に企画された同講座。恩田連合自治会主催のもと、当日は約12人のシニアが集まった。
冒頭、生徒たちはスライドで「中学生のおすすめアプリ」を紹介。LINEやインスタグラムなどのアプリの特徴や魅力を解説した他、アプリについてのクイズを出すなどして会場を和ませた。
その後、生徒は高齢者の防災の一助になるとして、災害時の避難などをサポートするアプリ「横浜市避難ナビ」のインストール方法を参加者に説明。慣れない作業に苦戦しながらも、生徒の指導を受けながら無事にアプリを使う参加者の姿が見られた。
同連合自治会の久保田実会長は「便利なものがあるのに、使えないのはもったいない。実践で教えてくれるのはとても助かった」と笑顔で話していた。
今回の企画を発案した新野正智副会長は「実現してよかった。とても嬉しい」と感想を述べた。