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【京都】がっちり昭和のレトロ焼肉店!地元民ご用達の穴場店「南灯苑(なんとうえん)」

キョウトピ

【京都】がっちり昭和のレトロ焼肉店!地元民ご用達の穴場店「南灯苑(なんとうえん)」

京阪藤森駅から徒歩10分以内、地元民ご用達の穴場焼肉店「南灯苑(なんとうえん)」なり。なんだか和やかで家庭的な雰囲気で、昭和者は超和めます。

藤森のがっちり昭和の焼肉店

前日予約で18:15からの予約をお願いし、やってきた京阪藤森駅前。京阪藤森駅から徒歩7分ほど。説明が難しいのですが、駅から北行き一方通行の奈良街道に出て南下、大岩街道に入る1つ手前の道を東に進んだ住宅街の中にこういう昭和感満載の焼肉店が見えてくるわけで。お店の名前は「南灯苑(なんとうえん)」、地元の焼肉好きには名が通った人気のお店なのだ。店内に。

いやー、めちゃくちゃ年期が入っている店内。どう見ても濃厚に昭和!!

とはいえ、壁に沁み込んだ脂以外は全体的に小奇麗に片付いていて、想像したより全然大規模店でした。キッチンに向かうカウンター席が8席ほど。その後ろに4人用小上がり席が2つあり、そちらは既に家族連れが2組入店。で、奥に御覧の小上がり席が展開されていて、多分30席近くはありそう。全50席近くあるのではないかと。

先にメニューを確認。2013年には焼きレバーがあったようなのですが、現在はこれが焼き物全種類なのだ。お肉は特上・上肉設定が無く、我々的には天肉にレバー、ハツが無いのが超寂しい~!のですが、キムチが盛り合わせでも¥250(以下、税別です~)という、ま、お値段まで昭和設定。

こちらがドリンクメニューと〆のご飯物とスープ類。「テールスープ」が常連さんには大人気な模様ですな。とりあえず・・・・

「生ビール(中)」¥550、それに「キムチ盛り合わせ」¥250をお願いし、家庭的なサッパリ系酸っぱめキムチを突っつきつつ、お料理の種類が少ないので速攻で一回目4種類の注文分が決定し、お肉!の登場を待つわけで。

まずは「タン塩」¥850。レモン1/8個をちゃんと1人1個配付!でした。大面積タンを半分サイズに切った形で、塩胡椒しっかり。この薄切りなのでチルドじゃないのですが、お味的には全然納得。

2皿目は「ロース」¥1000、それに「ハラミ」¥800の盛り合わせ。両方ともしっかりとした味わいのタレ付。ハラミは冷凍ものだと思いますが、チルド肉が一般的ではなかった昭和時代にハラミをお願いするとこういう感じだったなあ!と懐かしさ満載で頂くわけで。が、ロースは見たまんま¥1000とは思えない上質さで、ハラミも¥800でこの量ですか~!という嬉しい驚きがある設定。更に、肉の皿には、玉ねぎとピーマンが付いてくる仕組みの様ですが、結構嬉しい。

同時に登場したのが、最近は韓国系焼肉店でもあまり見かけなくなった「生センマイ」¥700なり。下処理完璧で柔らかく細切りにしてあるので、まるで麺類のようにずるずると頂ける一品。全然生臭み無し!という。量も非常に良心的。

焼肉タレは醤油甘口系の至ってオーソドックスなものですが、味変アイテムにコチジャンがスタンバっているので、我々的にはてんこ盛りで頂きたい!という感想。

このお店での呼び名は「チシャ菜」¥300。最近、相方が気に入って結構注文しております。

これも甘味噌が付いていて、焼肉をくるっと巻いてパックリ!という作戦。焼肉の時は野菜が不足しがちなので、こういうのも嬉しいですな。

で、「レモンチューハイ」¥350を頂きつつ、焼いてパックリ!の無限ループに突入。いやー我々昭和者は無条件で和みますな。

注文したお肉が結構スピーディに登場することが判明したので、ホルモン系を追加しよう!と「てっちゃん」¥700、「上ミノ」¥800を注文。綺麗に処理されていて、上ミノは隠し包丁しっかりなので柔らかくて旨いです。文句無し~。

この時点で焼いた写真が1枚もないことに気が付いて、いつものごとくへたくそなのを1枚忍び込ませるわけで(汗)。
焼き台は京都市内の焼肉店ではよくある細長い穴が開いた鉄板ガス台ですが、火力が少々弱めの設定。ノンビリ焼肉になります。(我々的には無問題ですが)

で、「カルビ」¥950を。何気にサシが多い部分と赤身が多い部分を切り分けて盛ってあるのが工夫ですな。これも¥950とは超良心的~!という感想。

とどめで何かご飯物に行く?と思ったのですが、なんだかお肉が旨かったので、珍しく〆は「ハラミ」¥800と「焼き野菜」¥300を注文。焼き野菜は茄子に玉ねぎ、ピーマンにしいたけと言う布陣でした。こういう火力ゆったり目の焼き台でじわじわ野菜を焼くのもなんだか楽しいのだ。普段、焼き野菜はあまりお願いしない我々ですが、以前滋賀の焼肉店で玉ねぎを食べたらなんだか美味しかったので、つい。 
で、お酒類も種類が少ないので写真を忘れているのですが(滝汗)1人とも3杯づつ吞んで、結局¥11000という大大大納得価格。いやー、喰った喰った。この内容なので中身も大納得。ま、お安いですな。

こちらでは排煙装置が壁の上部に着いた換気扇のみ!なので、室内はもうもうたる煙で、人間までイイ感じで燻されるのが昭和。こちらに伺う際は、少々臭いが付いても大丈夫な服をチョイスしたほうが良さそう。ま、それも含めてがっちり昭和の焼肉店。ボトルの赤ワインが¥2500!なので、次回はそれ狙いでやってきたいと思います。相方が気に入った様なので、また来そうな予感!ご馳走様でした。

常連さんが多いお店ですが、なんだか和やかで家庭的な雰囲気で、我々昭和者は超和めるわけで。

店舗情報

店名:南灯苑(ナントウエン)
住所:京都市伏見区深草西伊達町87-80
電話番号:075-641-8929
営業時間:17:00~22:00
定休日:月曜日

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