本格的な野球グラウンドにバスケットコート!かわいらしい複合遊具も充実!ワカメじゃないよ、「昆布公園」(うるま市)
うるま市をドライブ中に「昆布(こんぶ)」という地名があることをはじめて知ったとき、沖縄にも昆布の名産地があるのだとばかり思っていました。調べてみると、うるま市昆布の海沿いに昆布ビーチはあれど、昆布は採れないのだそう。そして、うるま市昆布の少し小高い立地に「昆布公園」を発見。 娘に今日はワカメ公園行ってみたい!と誘われましたが、いや「昆布」だし〜と、ツッコミつつ「昆布公園」へ、レッツゴー!
三角お屋根のかわいらしい複合遊具で楽しむ昆布公園
昆布公園の複合遊具は、お城のような三角屋根とライトだけどバリエーション豊富な遊具の組み合わせで小さな子でも遊びやすいです。滑り台は乳幼児でも楽しめそう。
ボルタリングやチェーンの吊り橋、段違いのステップなど少しだけ難しい遊具もありますが、お店屋さんごっこのできるコーナーもあり、年齢層広めの遊びが楽しめます。
大人は悲鳴、子どもは歓声が聞こえる昆布公園の足つぼゾーン
歳を重ねるにつれ、縦ではなく横に成長する一方の大人にとって恐怖の足つぼゾーンが、遊具広場のすぐ近くにあります。体重の軽い子どもは、ひょいひょいと身軽に歩き回れますが、保護者にとっては苦行そのもの。次の一歩が踏み出せない、臆病な大人になってしまいました。
芝広場が広がる昆布公園の先にはスポーツ設備
遊具のある芝広場はなだらかな傾斜があり、場所によっては芝滑りも楽しめます。
昆布公園の芝広場を抜けて園路を進むと、目の前に野球のグランドがありました。 バックネットには瓦屋根の東屋もあり観戦も楽しめます。公園内の野球グラウンドとしては結構本格的ではないでしょうか?
野球グラウンドの先の園路の坂を上がると、バスケットリングとコートがありました。
バスケットコートには金網も設置されているので、バスケットボールがコート外へ弾んでしまうのを防げます。
野球グラウンドにもネットがはられており、野球もバスケットボールもしっかり集中してプレイできる昆布公園はスポーツのできる公園としておすすめです。
昆布公園の施設情報アレコレ
昆布公園のトイレは公園中央にあり、園内の設備からちょうどよい距離感です。
自動販売機も3台あり、遊んで球技してウォーキングしてと、園内で活動する利用者の喉を潤すにはバッチリなラインナップです。 園内には瓦屋根の東屋があり、広い昆布公園には休息スポットが点在していました。
ところでなぜ、「昆布公園」なの?調べてみた
余談ですが、昆布のとれない沖縄で「昆布」という地名のあるうるま市昆布について調べてみると、「広報うるま(2005.12発行)」に由来が掲載していました。 昆布(方言クーブ)は、集落の地形が窪地になっていることに由来しています。窪地→くぶんじ(方言)→くぶん(方言)→くぶ(方言)→クーブ=昆布となり、窪地が昆布と呼ばれるようになりました。 昆布はお祝いの席でも食べられ沖縄にとって欠かせない食材です。大正7年に天願集落から独立分離される際に、その喜びとめでたい食材であるクーブと重ねて「昆布」と命名表記されました。広報うるまには、「よろこんぶ(喜ぶ)」の良字を当てて「昆布」とした」と触れられており、まさかのダジャレ要素も含まれていました。 全国的にも珍しい地名「昆布」にある「昆布公園」。昆布の形状をした滑り台でもあるのかと期待していましたが、昆布要素はゼロ。 かわいらしい遊具と、広さ十分で本格的なスポーツ設備のある公園でした。のびのびと体を動かして遊びたい方は、山の上の「昆布公園」に遊びに行ってはいかがでしょうか?
昆布公園住所
〒904-2201
沖縄県うるま市昆布1832-324
電話番号
098-923-7600(うるま市都市建設部維持管理課)
開園時間
開放施設のため規定なし(常識の範囲内でご利用ください)
駐車場
あり(障がい者専用)
施設情報
東屋、広場
トレイ
あり
子どもトイレ:なし
おむつ替えベッド:なし
授乳室
なし