【GWどこいく?】『デザインあ展neo』開幕!NHK Eテレの人気番組が観察力・考察力・想像力を刺激する体感型イベントに
NHK Eテレの人気番組『デザインあneo』の展覧会「デザインあ展 neo」が虎ノ門ヒルズで2025年4月18日より開幕。116万人を動員した「デザインあ展」をアップデートした最新イベントの内覧会をレポート。
【必見】『デザインあ展neo』オリジナルグッズ&スペシャルメニュー【写真30点公開】NHK Eテレの人気番組「デザインあneo」を体験できる『デザインあ展neo』が2025年4月18日(金)よりTOKYO NODE(虎ノ門ヒルズ・東京都港区)で開幕。見る・考える・触って感じるなど、全身を使って体感できる展示物がいっぱい! 子どもはもちろん、大人も楽しめる展覧会をレポートします。
デザインを体感する展覧会「デザインあ展neo」
『デザインあ展neo』は、NHK Eテレ「デザインあneo」のコンセプトを体験の場に拡げる展覧会。
累計116万人を動員した「デザインあ展」をアップデートした最新の展示では、「行為(動詞)」をテーマに、こどもたちにデザインを通した思考や発見の楽しさを伝えます。
会場となるTOKYO NODE(虎ノ門ヒルズ)のギャラリーは、地上220メートルにあり、およそ1,500平米・最大高さ15mのユニークな空間。
各展示室には「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」などといった動詞ごとに、観察・考察・体験のステップで構成された35点の作品が並びます。
デザインあ展neo見どころ
展示室では天井から吊り下げられた巨大な「あ」の文字に出迎えられ、その足元には、日常のさまざまな行為を想像させる「動詞の庭」が広がります。
巨大なお箸につままれる気分を体験する「たべられるきもち」(たべる)や、小学校でおなじみの『学童イス』がさまざまに変化した「学童イスのゆめ」(すわる)、身の回りにある持ち手およそ1,500個が壁からびっしりと生えた「もちてのむれ」(もつ)など、個性豊かな展示物がいっぱい。
▲巨大なお箸につままれる気分を体験する「たべられるきもち」
▲さまざまな形になった学童イスたちが見られる「学童イスのゆめ」
▲棒に触れないようにギターを動かす「もちはこびトライアル」
展覧会スタート前日に実施された内覧会には、地域の子どもたちが参加。「おもしろい!」「難しいけど楽しい!」と全身で展示を体感しました。
▲まるで逆さまのゴミ捨て!? 天井のゴミ箱に袋を集める「るてす」。袋がゴミ箱に入ると、周囲からは歓声があがっていた。
広々とした会場には「はなす」「かく」「すてる」「こわす・なおす」「さがす」をテーマにした、遊び心と発見があふれる作品が展示され、実際に手で触れ、体を動かして、全身で「行為(動詞)」とデザインの関係を体感できます。
▲映像とからだの動きを合わせるのが楽しい「DO IT!」
「デザインあneo」ならではの映像の部屋もあり、スクリーンいっぱいに踊る「あ」の文字によるダンスムービーや、映像と体験者のからだの動きが連動するかのような作品「DO IT!」など、映像に没入できる体験も楽しめます。
総合ディレクター 佐藤卓氏コメント
▲総合ディレクター 佐藤卓氏
今回の開催にあたり、全員で相談しながらいろいろなアイデアを出し合って「行為(動詞)」というテーマを見つけました。
日常生活にデザインと関わりのないものは何ひとつないのであれば、こどもの頃からデザインマインドは育んだほうがよいのでは、という番組づくりでの一貫した思いが、この展覧会にもつながっています。
過去の「あ展」をご覧になった方もいい意味で裏切られるような新しい展示になっていると思うので、ぜひたくさんの方に来場いただいて、「デザインっておもしろいな」「デザインが世の中をゆたかにしていく力になるかもしれないな」ということを感じていただけたらうれしいです。
▲展覧会スタート前日の内覧会では「デザインあ展neo」ディレクター陣が登壇、コメントを発表した。(左から)映像ディレクター 中村勇吾氏、総合ディレクター 佐藤卓氏、音楽ディレクター 蓮沼執太氏
【デザインあ展neo】
・開催期間: 2025年4月18日(金)~2025年9月23日(火・祝)
・会場: TOKYO NODE GALLERY A/B/C
(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
・主催: TOKYO NODE/NHK/NHKエデュケーショナル/NHKプロモーション
・公式サイト: https://exhibition-ah-neo.jp
(撮影/市谷明美)
(その他の写真/「デザインあ展neo」オフィシャル)