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森崎ウィン、スカウトのきっかけはデートの待ち合わせ!?

TBSラジオ

4月のゲストは、俳優・アーティストの森崎ウィンさん。

最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で
東京湾を眺めながら、お話を伺いました。

今週は森崎ウィンさんについてさらに深堀りしていきます!

スカウトは、デートの待ち合わせで!?

森崎さんが来日したのは、10歳の時。両親のお仕事の事情で日本にやってきました。
来日当初は、全く日本語をしゃべれなかったということですが、喋らざるを得ないという状況から、すぐに話せるようになったということです。
そんな森崎さんがスカウトされたのは、中学2年生の時。
当時サッカー部で、試合の帰りにお母さんに嘘をついて出かけた時の出来事だったそうです。

森崎:今だから言えるんですけどね(笑)母親に、試合後にみんなでご飯食べて帰るからって言って。当時好きだった女の子と待ち合わせしてたんです。

:デートだったんですね!

森崎:付き合ってはいなかったんですけど、好きで。それで恵比寿のピーコックの前で待っていたら、スカウトされたんです(笑)

要・近藤:えぇ!

:もうびっくりしたでしょ!

森崎:もう最初詐欺だと思って(笑)母親に言ったら、もう何かあったら逆に訴えて金をとろう!と(笑)

:あははは(笑)強いなお母さん!

森崎:もう強気で居たら、スターダストプロモーションっていう、大きな事務所で、あらぁ!と(笑)

制作チームの一部『俳優部』

芸能の世界に飛び込んだ森崎さん。2018年公開の『レディ・プレイヤー1』に出演する前は、音楽の仕事をやっていたため、俳優をコンスタンスにこなすというよりも『どっちも好きだけど、どう進んだらよいかわからない』という状態だったそう。
『レディ・プレイヤー1』以降は、森崎さん宛てのオファーも増え、日本の作品に呼ばれるようになったきっかけとなったのは恩田陸さん原作の映画『蜜蜂と遠雷』でした。

森崎:映画『蜜蜂と遠雷』の後、深田晃司監督の『本気のしるし』という、星里もちるさん原作の漫画の実写化ドラマをやりまして。ここで深田監督に出会いまして、何となく自分の中で少し変わった瞬間がありましたね。

:初主演だったんですよね?どうでした座長として?

森崎:なんかその、座長としてというよりも、深田監督の姿勢に感銘を受けて。あくまで俳優部であって、スタッフ・演者という分け方ではなく、撮影部・照明部・俳優部といった部署ごとの担当なだけでという、、、うまく伝えられないんですけど、そういう感覚があったんです。

:うんうん

森崎:なので、この現場では特に監督がスタッフさんに情報をシェアする感覚で、僕ら俳優部にもシェアしてくれて、一緒に作っているという感覚がすごく強くて。そこで、そうだよね芸能人とか言う前に俳優部だよねと、うまく言えないんですけど、、、。

:演出家がいて、照明部がいて、録音部がいて、俳優部がいる、一つのチームの一部だと。

森崎:そうです!演者だから特別扱いとかではなく、誰に対しても一緒ですというマインドが心に響きまして、勉強になったなと。

近藤:要さんも、俳優部というのは、撮影現場で感じたりしますか?

:そうですね、そうおっしゃる監督は結構多いので。僕も若い時に、やっぱりそうだよなと。俳優部として自分はちゃんとお芝居をして、スタッフさん達も一つの作品を作るためにみんな集まってきたチームなんだと。

店長の言葉『あそこにいるお客さん2人を幸せにしてこい』

これまで監督や演者など多くの人に影響を受けてきた森崎さんですが、特に人生において影響を受けた人物は、20代の頃バイトをしていた、焼き肉屋の店長でした。

森崎:店長はミャンマー人としても先輩で、僕が芸能をやっていることを知ってて、僕に向かって『あそこにお客さん2人いるでしょ、あの2人をまず幸せにしてこい。お前はこれから何千人っていう人の前に立つんだから、あの2人を幸せにできないなら、もっとできないよ』と。

:へえ・・・

森崎:いまだに、そうだなと思っていて。いつか大きな舞台に立ちたいけど、今やっているライブハウスとかのツアーを大事にできない人はそこに絶対に繋がっていかないなと。くすぶった瞬間とかに自分を奮い立たせるためのパワーとして、その言葉がずっと残っていますね。

:素敵な店長さんですね、今でも連絡取ったりするんですか?

森崎:今はもうミャンマーに帰ってしまって、、、

:いまも芸能の仕事をしていることを見る機会はあるんですかね?

森崎:あると思います!よく日本にもきているので

:嬉しいでしょうね!店長さん。『俺が言ったんだよ~幸せにしてみろって~』って(笑)

森崎:いやもうめちゃくちゃ言ってると思います(笑)

憧れのアーティストは、ブルーノ・マーズ

森崎さんは『MORISAKI WIN』として音楽活動もされています。
憧れのアーティストの話を伺いました!

森崎:ブルーノ・マーズが大好きで。彼はもうライブに行く理由を作ってくれるアーティストですね。語り始めたら、止まらない!

近藤:要さんもライブいかれてましたよね?

:見に行かなきゃ!と思わせてくれる方ですよね。もうビックな人なのに、すごく距離が近く感じるときもありますし。

森崎:お客さんすごく大事にしますし、僕らにも楽曲のアレンジやカバー曲を歌ってくれたり、色々なサプライズを用意してくれるじゃないですか。本当に素敵な方です。

:何か自分のパフォーマンスで参考にすることとか、取り入れたいなみたいなことありますか?

森崎:このライブでしか聞けないバージョンを積極的に作りたいなって。でもリリースしている音源が好きで、それを聞きたくて来ている人も居るので…そのバランスが難しいなと。曲の美味しいところを残しつつ、でもこのライブでしか聞けないアレンジを、、、というのは、ブルーノ・マーズから学んでいる気がします。

森崎さんが特に好きな曲は『Talking to the Moon』『Count On Me』など。
「ハワイアンとフィリピーノのルーツを掛け合わせて、そこに洋楽テイストを取り入れ、チルな楽曲をグルーヴにしているあの感じが好き!」とおっしゃっていました。

今週は、ここまで!
来週はさらに森崎さんを深堀りしていきます!お楽しみに!

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