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犬が『車酔い』している時に見せる仕草や行動9選!症状別の適切な対処法とは?

わんちゃんホンポ

愛犬とのお出かけで多いトラブルの1つが車酔い

愛犬と一緒に旅行やキャンプに行くのが楽しみだ、という飼い主さんが多いようです。

しかし、愛犬と一緒にでかけた時のトラブルとして良く耳にするのが、愛犬の「車酔い」です。

犬は気持ちが悪くてもただひたすら耐えるだけです。

愛犬がドライブ中につらい思いをすることのないように、車酔いをした時の仕草や行動を知り、早めに対処してあげられるようになりましょう。

犬が車酔いをする原因

車酔いが生じるしくみ

内耳にある三半規管と前庭が体の位置情報や傾きを脳に伝え、目が視覚情報を脳に伝えます。脳はこれらの情報を組み合わせて、姿勢が崩れないように調整します。

しかし揺れ等が激しくなると傾き情報と視覚情報にずれが生じ、平衡感覚が崩れます。

その結果、脳の情報処理が追いつかずに自律神経を乱し、消化器を正しくコントロールできなくなって生じる症状が車酔いです。

車酔いを起こしやすくする視覚情報

目が顔の横に付き、広い視野を景色が横に流れていくのが当たり前の草食動物とは異なり、顔の前方よりに目がある犬にとって、横に流れる車窓の風景は異常です。

そのため、これが車酔いをさらに起こしやすくしていると考えられます。

車酔いを誘発する要因

ガソリンや芳香剤、タバコ、食べ物、汗などが混じった車内の独特なにおいや、ドライブ中に車酔いで気持ち悪くなった嫌な思い出なども、犬の車酔いを誘発する要因です。

犬が車酔いの時に見せる仕草や行動とその対処法

初期症状

車酔いの初期症状として現れる犬の仕草や行動には、下記のようなものがあります。
1.急に吠え始める
2.そわそわして落ち着きがなくなる

これらは犬が緊張・不安を感じた時に見せるサインです。この段階で対処し、進行させないことが大切です。

愛犬に上記の仕草が見られた場合は、窓を開けて換気をしましょう。できれば車を止めて休憩をとると良いでしょう。

中等度症状

もう少し症状が進むと、次のような仕草・行動が出てきます。
3.パンティング(速くて浅い呼吸)
4.よだれ
5.あくび
6.体の震え

これらが現れた場合は近くに車を止められる場所を見つけ、休憩をとってください。

重度症状

さらに進行すると、下記の症状が出てきます。
7.頭を下げてぐったりする
8.下痢
9.嘔吐

できるだけ速やかに車を止めて休憩をとってください。それでも改善がみられない場合は、近くにある動物病院を探して連れていきましょう。

事前対策

食事の調整

満腹でも空腹でも、吐き気が促進される場合があります。乗車前の食事量と時間のタイミング調整が必要です。

個体差がありますが、普通に食事をして4~6時間後に出発、いつもの1/3程度を食べさせて30分〜1時間後に出発する等の調整をしてみましょう。

クレートトレーニング

体を固定する、視界を遮るといった効果が高いため、乗車中はクレートにいれておくことをおすすめします。

普段からクレートトレーニングを行い、安心できる場所にしておきましょう。

慣らし乗車

まずはエンジンをかけずに、止まったままの車に乗せます。慣れてきたら、エンジンをかけて止まったままの車に乗せます。これらにも慣れてきたら、実際に車で短い距離を走ります。

その際に、近くのドッグカフェやドッグランに行くなど、楽しい経験をさせましょう。「ドライブ=動物病院」となってしまわないように気をつけましょう。

ドライブ中の対策

乗せ方

少し狭い位のクレートに入れ、クレートを固定します。座席の床に置く、座席に乗せてシートベルトで固定するなどが良いでしょう。

できれば隣に一人座り、やさしく声掛けをしながら様子を見られる状態だと理想的です。

運転

車酔いの原因は揺れです。急発進や急ブレーキをしない、カーブはゆっくりなど、運転に気を使いましょう。

におい対策

車内は密閉状態になるので、いろいろな成分が混ざって独特なニオイになります。

芳香剤を使う場合は無香タイプを選びましょう。人工的なにおいは却って刺激になる場合があります。

排気ガスの臭いが嘔吐を誘発する可能性もあります。外気取り込みではなく内気にしておくのもよいでしょう。

換気

無香タイプの芳香剤を使っていても、こまめな換気は必要です。愛犬がクレートから出ても窓から飛び出せないよう、顔が出る程度の開け方が良いでしょう。

休憩

休憩中も換気をし、新鮮な空気に触れさせましょう。できれば、周囲を軽く散歩すると良いでしょう。

また、サービスエリアに併設されているドッグランを計画的に旅程に組み込んでおくのもおすすめです。

まとめ

何度かドライブを重ねて楽しい思い出を増やしていく内に、慣れてひどい車酔いを起こさなくなる場合もあります。

しかし、なかなか慣れずにいつも車酔いを起こしてしまう場合には、かかりつけの獣医師に酔い止め薬を処方してもらいましょう。

酔い止め薬には色々な種類がありますので、車酔いの程度や移動距離を獣医師に相談して適したものを選択しましょう。飲ませるタイミングなどは獣医師とよく相談してください。

愛犬と楽しくドライブが楽しめるよう、事前の準備や計画をしっかりと行いましょう。


(獣医師監修:平松育子)

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