カウンター6席だけの隠れ家フレンチ「Assiette(アシェット)」がすすきのに誕生
札幌の情報誌「poroco」編集部が実際に食べて感動した“おすすめのひと皿”をご紹介しています。
月1品、札幌の街で出会った「これはぜひ味わってほしい」と思える料理をセレクト。読者のみなさんの食体験に、新しい発見や楽しみをプラスする企画です。
Assiette(アシェット)
時間がゆるやかに流れる大人の隠れ家
ワインとともに多彩な味わいを
ひと皿を大切に。そんな想いを店名に込めた、小さなフレンチレストランがすすきのに誕生しました。
シェフは、ワイン好きから絶大な支持を得る「ティルブション」で8年間腕をふるってきた髙井太貴さん。料理からデザートまですべてを一人で手がけ、カウンター6席だけの空間でゲストを迎えます。
調理の音や香り、仕上げの瞬間を間近で感じられるのは、カウンターならではの醍醐味です。
店内は木のぬくもりに包まれた落ち着きある雰囲気。ここで、クラシックなフレンチを基調にした繊細さと緩急織り交ぜたコースが展開されます。
今月のひと皿 「ホタテのカダイフ巻きゴボウのソース」
今月のひと皿「ホタテのカダイフ巻きゴボウのソース」は、軽く火入れしたホタテを香ばしいカダイフで包み、ゴボウのソースで奥行きをプラス。
仕上げにカラスミがあしらわれ、食感や複雑な旨味のハーモニーなど、ひと口ごとに豊かな表情を楽しめます。
「ホタテのカダイフ巻き ゴボウのソース」はコースの中のひと皿。コースは8,800円で要予約。
さらにぜひ味わってほしいのがコースに追加できる皿盛りデザート。季節の素材を取り入れ丁寧に作られた、もう一つの主役です。
21時以降のバータイムは、ワインとデザート、または軽いつまみを気軽に味わえます。髙井シェフが描く新たな世界をぜひ楽しんでください。
見た目にも楽しいこの時期のデザート「洋梨とアールグレイのパリブレスト」1,650円。デザートは常時2種類ほど用意。
料理やデザートにイタリアやフランスなど各国のワインを合わせて。グラスでも6種類ほど飲めるのも嬉しい。21時以降、席の状況によってバー利用もOK。
シェフとの距離が近いカウンター席のみ。6席のみなのでバータイム利用の場合も連絡してから行くのがオススメ。
シェフ
髙井太貴さん
愛知出身。和食店や名古屋の老舗フランス料理店で経験を積み、「tire bouchon」シェフを経て’25年8月同店オープン。
Assiette(アシェット)
住所:札幌市中央区南6条西4丁目5-10第21桂和ビル1F
アクセス:地下鉄すすきの駅5番出口より約3分
営業時間:コース17:30/19:00~2部制、*バータイム 21:00~24:00
定休日:不定
席数:6席(禁煙)
チャージ:コース 550円、バー1,100円(アルコールを飲まない場合は2,200円)
お子さま:不可
Instagram:@assiette_susukino