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上越市のカトリック高田教会のパイプオルガン 初の「オーバーホール」実施中

上越タウンジャーナル

新潟県上越市西城町2のカトリック高田教会は、聖堂に設置しているパイプオルガンを分解して点検整備する「オーバーホール」を行っている。2002年の設置後、初の実施。作業が順調に進めば、2021年7月15日頃完了予定で、秋にはお披露目を兼ねたコンサートを計画している。

組み立て作業中のカトリック高田教会のパイプオルガン

同教会のパイプオルガンは、イタリア製で高さ約3.5m、幅と奥行はそれぞれ約2.2m、重さ約2t。パイプはすずと鉛の合金の金属製と木製の計575本あり、中型のパイプオルガンとなる。同教会で30年にわたって主任司祭を務め、昨年死去したマリオ・カンドゥチ神父の縁で、イタリア・ボローニャ市の聖アントニオ修道院から寄贈された。ミサでの伴奏のほか、プロの演奏家を招いたコンサートも行われ、荘厳な音色を奏でてきた。

パイプオルガンは15~20年ごとにオーバーホールが必要で、同教会では今回、聖堂の床の張り替え工事に合わせ、初めての大掛かりな分解整備に踏み切った。作業は数年前から年1回の点検と調律に携わっている東京都八王子市のオルガンビルダー、西岡誠一さん(63)が担当。6月15日から分解を始め、膨大な数の部品のほとんどを教会内の別室に運び、19年間にたまったほこりや汚れを落としたり、部品を交換したりした。

パイプも一つ一つ吹いて確認しながら組み立てる

床工事終了後の7月5日から、再び聖堂に部品を運び込み、組み立て作業を行っている。精密なパイプオルガンは、わずかなミスでも音色に影響するという。西岡さんは「工程のすべてが大事な作業で、一つ一つ慎重にやっている。貴重な素晴らしい楽器なので、きちんと復元し、教会や地域の皆さんに愛されることを願っている」と語った。

伊能哲大主任司祭(66)は「イタリア製のパイプオルガンは湿気の多い日本では管理も大変だが、オルガンは祈りでもあり、大切に扱っていきたい」と話した。音がなじむまでに数か月から1年かかることもあり、10〜11月にお披露目を兼ねたコンサートを計画しているという。

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