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伊勢原駅北口市街地整備 早期事業化目指す 新春市長インタビュー〈伊勢原市〉

タウンニュース

インタビューに応じる高山市長

タウンニュース伊勢原版元旦号で掲載した、新春市長インタビューの続きを紹介します。高山松太郎市長に重点施策や市制施行50周年記念イヤーの事業予定などを伺いました。

IC周辺に企業誘致

――昨年3月には新東名・伊勢原大山インターチェンジ(IC)が開通しました。高山市長は以前からIC周辺の積極的な企業誘致や雇用創出、観光拠点化を政策に掲げています。具体的なスケジュールやビジョンなどをお聞かせください。

「新東名高速道路の開通により市内の交通アクセスが飛躍的に向上し、コロナ禍であっても本市の産業に良い影響がもたらされています。また、観光地大山をはじめとするヒトの流れが大きく変化する中で、この機会を逃さないよう、産業・観光施策を充実させるため、関係権利者の皆様とともに産業用地創出事業を進めています。成瀬地域の東部第二土地区画整理事業地区では、立地企業の建築工事が着々と進んでおり、新たな雇用機会が拡大しています。

インターチェンジ周辺の上粕屋地区においても、地元関係権利者の皆様のご理解をいただき、間もなく土地区画整理事業が開始されようとしています。2023年度の新東名高速道路の全線開通を見据え、インターチェンジとの近接性や大山・日向・比々多等への観光の新たな玄関口となる特性等を踏まえた企業誘致を地元の皆様とともに進めてまいります。

これらの事業効果が将来の伊勢原の糧となり、市の発展につながることを期待しています」

――市長選挙では、伊勢原駅北口の再開発についても言及されていました。大型プロジェクトにかける思いについてお話いただけますか。

「伊勢原駅北口周辺地区は、今から30年前の平成2年に再開発事業が着手されましたが、当時はバブル崩壊という厳しい社会経済情勢であったことから、その影響を受け、事業中止を余儀なくされた経緯があります。

しかしながら、北口整備を進めていくうえで、長年の懸案でありました雑居ビル「通称つゆきビル」用地の買収もでき、さらには、暫定バス乗降場等を整備し、交通環境を改善したことで、北口周辺地区の新たな市街地整備へと着手できる準備が整ってきたところであります。

伊勢原駅北口周辺地区は、本市の玄関口にふさわしい中心市街地として、そして、多くの人が行き交うにぎわいのある交流拠点の形成に向け、関係権利者の皆様とともに具体的な市街地整備の計画策定を進め、早期事業化を目指して、取り組んでまいりたいと考えております」

――4月から始まる2021年度の予算編成・市税収入の見通しは。新規事業の予定などをわかる範囲でお聞かせください。また、子育て世代が希望をもてるような施策や、スポーツ・文化面の振興など事業の予定はございますか。

「新型コロナウイルス感染症の拡大が経済に大きな影響を及ぼし、急激な景気の後退による市内法人の収益減少等に伴い、市税の大幅な落ち込みは避けられない見通しです。一方で、直面する諸課題に引き続き取り組むとともに、感染症にも対応していかなければなりません。

現在、予算編成の真っ只中です。市民の生命と財産を守るために何が必要か。将来に希望をお持ちいただくために市として何をすべきか。これまでとは次元の異なる厳しい現状ではありますが、職員の知恵と工夫を最大限に生かし、市民福祉の向上に努めてまいります」

市制施行50周年

――今年2021年は伊勢原市制施行50周年の記念イヤーです。年間を通した記念事業などの予定を教えてください。また、高山市長にとって、市制施行50年の間で一番の出来事は何ですか。

「本市は今年3月1日に、市制施行から50年の節目の年を迎えます。今年1年を記念イヤーとして、諸先輩方が築き上げた本市の歩みを振り返り、市民の皆様と一緒に50周年を祝い、本市のさらなる飛躍の年としたいと思います。

まず、PR型事業として、市ホームページ内に市制50周年サイトを開設し、まちの変遷が分かる写真や過去の「広報いせはら」などを掲載しております。是非、ご覧いただきたいと思います。また記念グラフ誌などの編集や、記念番組の制作を行っている最中です。

イベント系事業の開催が見通せない中ではありますが、市民参加型事業の一つとして、「市制施行50周年記念モザイクアート」の制作に取り組んでいます。皆様から募った「将来に残したい」「未来につなげたい」、3000枚以上の写真を組み合わせ、本市の歴史文化を象徴する浮世絵を再現します。市ホームページなどでお披露目しますので、楽しみにお待ちいただきたいと思います。

また、市制施行50年の中で一番の出来事は、やはり新東名高速道路伊勢原大山インターチェンジの開設です。大都市圏に直結するアクセス手段を持つことは、利便性や産業振興ほか、あらゆる点において本市にとってメリットが大きく、私としては念願でした」

――最後に、今年一年をどのような年にしたいか、市民へ向けてメッセージをお願いします。

「引き続き、新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期するとともに、市民一人一人が未来に希望を持って安心して暮らすことができるよう、しっかりと取り組んでまいります。皆様にとって、本年が素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます」

――ありがとうございました。(おわり)

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