【民家が国宝になるのは全国初】神戸市と姫路市にある「室町時代の民家」が国宝に! 神戸市など
神戸市北区にある『箱木家(はこぎけ)住宅』と姫路市にある『旧古井家住宅』が、このたび国宝に指定されることが分かりました。
どちらの民家も室町時代に建てられ、「千年家」とも呼ばれる歴史あるもの。民家が国宝になるのは全国で初めてです。
『箱木家住宅』は、室町時代の有力者の住居として14世紀ごろに建築されたもの。日本に現存する最古の民家であり、国の文化審議会は「日本の民家史において貴重であること」「中世の土豪での住生活の実態を知る上で、貴重な現存遺構であること」といった点を評価しています。
また『旧古井家住宅』も室町時代末期のものとされ、民家としては全国的に見ても古く「千年家」とも呼ばれています。床下にある「亀石」と呼ばれる大きな石は、住宅がこれまで何度か火難に見舞われた際「水を噴出して家を守った」という伝説があり、”厄除け”として祀られているのだとか。
こちらも国の文化審議会は「日本の中世民家史上、不可欠な重要遺構である」としたうえで、「中世の上層民の生活を紐解く上で貴重であり、中世の景観を伝える民家建築として深い文化史的意義を有する」としています。
これらの建物は、どちらも土日・祝日限定で一般公開されています。全国初の国宝に選ばれたという民家がどんなものなのかとても気になります。話題性があるのはもちろんですが、その貴重な建物から古い歴史を学ぶ機会となりそうです。
場所
●箱木家住宅
(神戸市北区山田町衝原字道南1-4)
●旧古井家住宅
(姫路市安富町皆河字行友233-1)
見学可能な日時
【箱木家住宅】土日祝日 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【旧古井家住宅】土日祝日 10:00~16:00