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『JUNO/ジュノ』女優がトランスジェンダーを公表 名前も「エリオット・ペイジ」に

Techinsight

エレン・ペイジ改め、エリオット・ペイジ

映画『JUNO/ジュノ』などで知られるカナダ出身のエレン・ペイジが、このほどトランスジェンダーをカミングアウトした。自身の名前もエレン・ペイジからエリオット・ペイジに改名したことをSNSで公表しており、この勇気ある投稿にはマイリー・サイラスやジュリアン・ムーアら多数のセレブ、そして多くのファンからサポートの声が届いており、Instagramには10万件を超えるコメントが寄せられた。

2014年に同性愛者であることを公表して以来、社会的弱者である性的マイノリティーへの理解を深め、社会の偏見をなくす活動を続けているエレン・ペイジ。2018年に同郷カナダ出身の振付師エマ・ポートナーさんと同性婚を果たしたエレンが、昨年6月のLGBTプライド月間に“妻”とトップレスでハグを交わすモノクロ写真を公開したのは記憶に新しい。

そんなエレンが今月1日、SNSに長文を掲載し、自身がトランスジェンダーであることをカミングアウトした。(トランスジェンダーとは「身体的な性(生まれた時の性別)と性自認(自身で認識している性別)が異なる人」のことを指す)2014年に女性同性愛者としてカミングアウトしたエレンが、今回は自身を男性と認識していることを公表した形で声明文にも、

「私を指す代名詞は“he/they”であり、私の名前はエリオットです」

と綴られている。ちなみにこの“they”は、単数代名詞としての“they”であり、男性/女性の2つの性別では括れない人々を指す場合に使用される、いわゆる“ノンバイナリーの代名詞”である。エレンのSNSアカウントはすでに「エレン・ペイジ」から「エリオット・ペイジ」へと改名されているほか、エレンが出演するNetflixの人気ドラマ『The Umbrella Academy』の公式ページもエレンからエリオットに名前を変更、第3シーズンもこのまま続投することを発表した。

エレンはこのたびの声明の中で、トランスジェンダーであることをついにカミングアウトできた喜びや安堵、そしてこれまで支えてくれた周囲の人々への感謝などを長文に綴る一方で、トランスジェンダーに対する偏見や陰湿な憎悪犯罪の実情に言及、2020年だけでもトランスジェンダーを狙った殺人事件が少なくとも40件起きていることを明かしている。

そしてトランスジェンダーであることで自己嫌悪に陥ったり、日々虐待や暴力の脅威に怯える仲間達に向けて、

「愛しています。」
「この世界をよりよい場所へと変えてゆくために、私は全力を尽くしていくつもりです。」

と決意を明かし、長文を締めくくっている。

このたびの投稿でエレンのInstagramには230万件を超える「いいね!」が集まったほか、マイリー・サイラスやナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアといったセレブがサポートを表明、ファンから寄せられたコメントもすでに10万件を超えている。

画像2、3枚目は『elliotpage 2018年2月22日付Instagram「With my love @emmaportner at #thecured premiere...」、2020年12月1日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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