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大阪の『551蓬莱』の豚まんと、東京の『神楽坂五十番』の肉まんはどう違うのか / 計量と分解の果てに

ロケットニュース24

肉まん。関西の人にとっては豚まんだろうか。何にせよコンビニでも売られているくらいに日本人になじみのあるそれを、私(江川)は先日まで、かれこれ20年ほど食べずに生きてきた。恐らく小・中学生だかのころに食べた冷凍のものが最後だろう。もう覚えていない。

元より肉まんなど好きでも嫌いでもない「無」な感じだったが、「551蓬莱(以下551)」という大阪で最強らしい豚まん屋が東京に来ているという(京王百貨店にて3月10日までだった)。そこで思ったのだ。大阪で最強な店があるなら、きっと東京で最強の店もあるのだろう。どう違うのか比べてみたいじゃないか……と。

・神楽坂五十番

しかし私は肉まんのことなど全く知らぬ。551について知ったのも、551蓬莱のちまきについての記事での話。東京の肉まん屋に心当たりなど無い。そもそも肉まんを売ってる店自体、各種コンビニしか思い当たらないレベル。

適当にググったり、SNSで評判を探ってみたところ、知名度なども含めて「神楽坂五十番」(以下五十番)なる店の肉まんが東京の代表として良さそうである。本店は微妙に遠かったので、東京駅の大丸に入っている店舗に行くことに。

肉まん1個で税込み432円。結構デカい気がする。

・551蓬莱

551の肉まんは、京王百貨店でゲット。こちらは豚まん2個が1セットとなっており、税込み380円。出来立てを1つその場で食べてみた。確かに美味い。他と比較できるほど豚まんを食べたことが無いのでどれくらい美味いかはわからないが、美味いのは確かである。

・比べてみる

こうして大阪と東京の肉まんが手に入ったところで、色々と比較していこう。まずはサイズだが、圧倒的に五十番の方がデカい。直径にして1センチほど差があるもよう。とはいえ1つで432円。551二つ分以上のボリュームがあるかというと、そこまでではない感じ。

続いて重さを比べてみようと思う。五十番の肉まんは253グラム。

551の豚まんは137グラムであった。

ところで、豚まんなり肉まんなりにおいて、最も重要なのはどの部位だろう。生地か、それとも具か。私は具こそ本質だと思っている。生地はサブ。生地こそ全てで、生地だけ食って具は捨てるという生地過激派もいるかもしれないが、それはそれ。具が占める割合がどれほどかというのも調べておきたいところ。

・五十番の具の量

ということで、まずは五十番の具をくりぬき……

生地の重さを量ると、182グラム。

253から182を引いて、71。五十番の具の量は71グラム。総重量のおよそ28%が具である

・551の具の量

続いて551も、具をくりぬき……

生地の重さを量ると、85グラム。

137から85を引いて、52。551の具の量は52グラム。総重量のおよそ38%が具である。551の方が、全体に対する具の重さでは勝っている。食べたときの、「具が多い感じ」は551の方が味わえるだろう。

・五十番の具の味

しかし、量が多ければいいというものではない。味も重要である。ということで、くりぬいたそれぞれの具を食べてみることに。まず五十番だが、見た目からして素材それぞれがよく形状を保っている。食感も肉肉しい

味の面でも、素材それぞれの味がしっかり主張してくる。スパイスは控えめ。自然派という感じがする。あと、キャベツが入っている。肉の味やキャベツの味を堪能したい人にとって、これは評価が高いかもしれない。

・551の具の味

続いて551である。こちらはかなり何もかもがミンチになっている。正直、見ただけではどれが肉の粒で、どれが野菜で……というのは判別し難い感じ。しかし、スパイスはよく効いている。全体的な味付け自体が、五十番よりも濃い気がする

なるほど、これはなかなか甲乙つけがたい。ぶっちゃけその人の好み次第だろう。似ていればどちらの方が美味いというのもはっきり言えたが、全く別物であった。とりあえず筆者の好みは、全体に対する具が多くて味も濃い551だ。2個で380円と安いのもいい。

しかし、肉や野菜のブロック感があって「ちょっとスペシャルな肉まん」という感じがするのは五十番。ぱっと見たときのサイズも、サプライズ感があるデカさ。明確に551派という人でもない限り、お土産とかにいいかもしれない。

なお、肉まん(豚まん)たちを色々とバラバラにしてしまったので、食べる際には好きにやってみたが……個人的に最強だと思うのはこうだ。まず五十番の具の量を全体の50%くらいにするのである。そしてブラックペッパーと醤油を少々追加。

こうすれば、元からある素材の主張力や肉肉しさがパワーアップし、さらにスパイシーさも獲得。最強になる気がする。551は全ての具が一体となっていて、使用されている素材の味というものはよくわからない。これで量を増やすとクドくなりそう。

551はすでに、このサイズと味で完成している感が強いということだ。ああでも、551の具だけ大量にご飯に乗せた「551丼」的なものを食べてみたくもある。ちなみに、次に551が関東に来るのは2020年4月21日で、場所は西武池袋本店のもよう。中止にならなかったら551丼をやってみたいところ。

参考リンク:神楽坂五十番、551蓬莱
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼551の豚まんを買う時に作っているところが見えたのだが、計量器の上に製造の際のモデルを置いて作っていた。詰め込む具の量の指標とするのだろう。手作りでも、個体差は小さいと思われる。

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