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若手ピッチャーがボールの回転数などのデータを気にする前に気付いて欲しいこととは!?【ジャイアンツ黄金時代の核弾頭・仁志敏久ラブすぽトークショー】

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若手ピッチャーがボールの回転数などのデータを気にする前に気付いて欲しいこととは!?【ジャイアンツ黄金時代の核弾頭・仁志敏久ラブすぽトークショー】

形が悪いからダメ!? いやいや、若手はそもそも中身のレベルが低い場合が圧倒的に多い!!


プロ野球界では以前に比べて正確なデータなどを収集する技術力が向上している。
これは良いことではあるのだが、あまりにデータ一辺倒になっている若い選手が増えているのも事実で少し困ったことだと仁志敏久さんは言う。
「感覚的なことやカンが鈍る」ことは良くないことだが、かといって「カンに頼る」ばかりでもダメなわけで難しいところだ。

一つ具体的な例を挙げるとラプソードというものがある。
ピッチャーの投げたボールの回転数などを測れる機械で、回転数、回転軸、回転効率といった数字が見られる。
ブルペンで投げ込みをして、この数字が良ければ満足しているピッチャーが多いが、そもそもコントロールが悪くてストライクを入れる力が劣っていたらどうしようもないのに、なまじラプソードの数字が良いとコントロールの悪さに気付かない要因になっている場合などがあるという。
こういったピッチャーは意外と多くて、特に2軍の若手ピッチャーに多いとのこと。
「自分は最先端のことをしている」と勘違いしてしまっているのではないかと仁志敏久さんは苦言を呈する。そして、こういいた状況を見過ごしているコーチにも責任の一端はあると話してくれた。

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