秋アニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』テレネッツァ役・加隈亜衣さんインタビュー「ヒロインになろうと頑張るほどその夢から遠ざかっている姿が、私としては不器用で愛おしく感じてしまいます」【連載12】
シリーズ累計187万部(漫画、電子含む)を突破するファンタジー小説『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』がTVアニメ化。2025年10月3日よりTOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ・MBS・CTV・AT-Xほかにて放送中です。
本作は、“武闘派公爵令嬢”スカーレットによる痛快ファンタジー。第11話ではアルフレイムが単騎で圧倒的な数の魔物に笑いながら立ち向かい奮戦。過酷な戦いのなか、それぞれの活躍で危機は次第に切り開かれて行くが……。いよいよアニメもクライマックスへ突入。パリスタン王国の運命は? そして、テレネッツァとの決着は……?
アニメイトタイムズでは、本作の見どころをキャスト・スタッフに聞くインタビュー連載を実施! 連載第12回目は、テレネッツァ役・加隈亜衣さんに、本作の印象や今後の見どころについて語ってもらいました。
【写真】秋アニメ『さいひと』テレネッツァ役・加隈亜衣インタビュー「ヒロインになろうと頑張るほどその夢から遠ざかっている姿が、私としては不器用で愛おしく感じてしまいます」
本人は自分が正しくて幸せになるべく存在しているヒロインなので、その気持ちで臨んでいました
──原作・シナリオを読んだときの感想を教えてください
テレネッツァ役・加隈亜衣さん(以下、加隈):オーディションをきっかけにこの作品に出会ってコミカライズを読ませていただいたのですが、かわいい子だなという印象のテレネッツァが実はとんでもない子だと知り衝撃的でした。美しいのにどこか変な登場人物たち、憧れるほど華やかな世界観なのに、繰り出される拳の数々。その魅力的なバランスに一気に惹き込まれました。
──演じるテレネッツァの紹介と併せて、魅力に感じている点を教えてください。
加隈:この作品の中では、ヒロインに憧れる敵。だけど本人の中では、自分はヒロインでそんなヒロインの邪魔をするのはスカーレットたち。邪魔する敵を倒すべく暗躍しています。ヒロインになろうと頑張るほどその夢から遠ざかっている姿が、私としては不器用で愛おしく感じてしまいます。彼女の行動はもちろんアウトでまったく応援はできませんが……っ。
──テレネッツァを演じるうえで意識している点はありますか? どんなディレクションがあったのかを含めてお話いただければと思います。
加隈:テレネッツァは敵として描かれていますが、本人は自分が正しくて幸せになるべく存在しているヒロインなので、その気持ちで臨んでいました。だけどアプローチの仕方がこじれているので、ひねくれ系ヒロインみたいな気持ちでいました。
パルミアも担当させていただいたのですが、こちらはオーディションの時はなかったんです。テストではテレネッツァに近いけど別人のニュアンスでやっていたのですが、ディレクションをいただいて色気のある大人っぽい方向になりました。確かに嫉妬深そうな感じはこちらだなと感じました。
この対決見たかった! え!ここが?!というところが描かれていますので、お楽しみに
──作品の中心人物であるスカーレットとジュリアスにはどのような印象をお持ちですか?
加隈:美しいですよね。ブレないスカーレットはかっこよくて、そんな彼女を振り回すジュリアス……。キュンとさせてきたかと思ったら、スルリと流されたりして。そんなジュリアスが実は怖くてなんだこの人……と思うところもあるのですが、これからのお話でジュ、ジュリアス…っ!!!!!となってしまいました。ずるいです。
──本作のなかで加隈さんが印象深いキャラクターを教えてください。
加隈:印象深いキャラクターだらけなのですが……テレネッツァとしてはイザベラが印象的です。テレネッツァの側にいる貴重な女性です。アニメではかっこいい女性として描かれていますが、『さいひと』に相応しいちゃんと変な方です。
──悪逆な者たちをスカーレットが鉄拳制裁する様がスカッとする本作。加隈さんは、どんな瞬間にスカッとしますか?
加隈:絶叫系のアトラクションが苦手なんですけど、乗りたい人がいたら一緒についていってしまって、毎回乗るギリギリまでその選択を後悔するんです。だけど乗った後は叫びまくってハイになっていて、胸のあたりが軽くなった気がして。あのスカッとした感覚と達成感は好きです。
──第12話の見どころを教えてください!
加隈:いよいよラストスパートというところで、さまざまな対決が繰り広げられていきます。「この対決見たかった! え!ここが?!」というところが描かれていますので、お楽しみに!
──最後に、加隈さんが思うアニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の推しポイントを語っていただければと思います!
加隈:ありすぎて……。毎回30分があっという間ですよね。美しくて変な人、美しくて真面目だけど振り回されて不憫な人、しっかり悪いのに不憫に思えてしまう人などなど、登場人物が個性豊かで、それぞれが魅力に溢れ、気づくと好きにさせられてしまっているのが魅力のひとつだと思っています。そんな登場人物たちを引き立てる華やかな映像や音楽がこの作品の推しポイントですね。
[文 M.TOKU]