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南足柄の伝統を習う 後継者育成講座〈南足柄市・大井町・松田町・山北町・開成町〉

タウンニュース

足柄座の相模人形芝居

南足柄市は、市の伝統芸能を受け継ぐ「令和6年度後継者育成講座」の受講者を募集している。

募集している講座は2つ。「足柄ささら踊」は、江戸時代に江戸の小町踊りと木曽の七夕踊りが合流して生まれた美しい踊り。現在、7種類の踊りが伝わっており、踊りごとに扇や手ぬぐい、ビンササラ、太鼓を使い分けている。国選択無形民俗文化財にもなっている。

「相模人形芝居足柄座」は、鉄砲を構えたような格好で人形を持つ「鉄砲差し」と呼ばれる操法と、1体の人形を3人で操る「三人遣い」が特徴。江戸時代に相模国で広がり、現在は「足柄座」など5座が活動している。県指定無形民俗文化財になっている。

ともに受講は無料。練習に必要な道具は貸出しあり。開催期間は5月から来年の3月まで。足柄ささら踊は毎月第2土曜日午後2時から市女性センターで、足柄座は毎月第1土曜日午後1時30分から市郷土資料館ほか(ともに初回は5月11日(土))で開催する。参加希望者は、電話かメール、直接申込が必要。

申込、問い合わせは、南足柄市文化スポーツ課【電話】0465・73・8062、【メール】bunkasports@city.minamiashigara.kanagawa.jp。

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