YOASOBI 自身初の全国ホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」14箇所全40公演を完走!さらに、2026年に日本人アーティスト初となるアジア10大ドーム&スタジアムツアーの開催が決定!
小説を音楽にするユニットYOASOBI。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は、公開直後から瞬く間に注目を集め、国内の各種配信チャートでも1位を席巻、現在ストリーミング累計再生回数は史上初となる12億回を突破。2023年4月リリースTVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」は、Billboard JAPAN 総合ソング・チャートJAPAN Hot 100で21週連続の総合首位を獲得、Billboard JAPANの歴代連続首位記録を更新、さらに、米ビルボード・グローバル・チャートGlobal Excl. U.S.、Apple Music「トップ100:グローバル」、YouTube music charts TOP 100 songs Globalでも首位を獲得し、J-POP史上初となる記録を次々と打ち立て続けた。同年10月には、約1年半の活動を記した3rd EP『THE BOOK 3』をリリース。さらに、2023年12月から2024年1月にかけて自身初のアジアツアーYOASOBI ASIA TOUR 2023-2024を敢行し、各所でチケット即完を記録。2024年4月には世界最大級のフェスCoachella Valley Music and Arts Festivalへ出演。加えて、ロサンゼルス、サンフランシスコにて初のアメリカ単独公演を敢行し、チケットは販売開始わずか30分で完売。7月には、放送中のアニメ『〈物語〉シリーズオフ&モンスターシーズン』主題歌「UNDEAD」、「NHKスポーツテーマ2024」楽曲「舞台に立って」を続けて配信リリース。8月、アメリカ・シカゴで開催された歴史的なフェスLollapalooza 2024に初出演し、ニューヨークとボストンにてワンマンライブも開催。国内では10月に結成5周年を迎え、2024年秋に自身初のドーム公演を完走。12月からは自身2度目となるアジアツアーを開催。6月にはスペインの音楽フェス「Primavera Sound Barcelona 2025」にて、日本人アーティストとして初めてメインステージに出演し、さらにイギリス・ロンドンでのアリーナ公演も実施した。10月には、現在放送中のドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の主題歌として「劇上」を配信リリースし、Ayaseが初めて歌唱参加を行うWボーカル楽曲が話題を呼ぶなど、J-POPを代表し世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている。
【写真】自身初の全国ホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」14箇所全40公演を完走したYOASOBI(全4枚)
そんなYOASOBIが、7月から5ヶ月間にわたり実施してきた自身初のホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」を、2025年11月29日(土)・30日(日)の千秋楽・沖縄公演2DAYSをもって完走した。熊本、石川、静岡、新潟、三重、鳥取、和歌山、岩手、岡山、北海道(帯広・函館)、福島、愛媛、山口、沖縄の14箇所・全40公演にて開催され、全公演チケットソールドアウト、累計約7万5千人を動員する大盛況のツアーとなった。
2025年10月1日に結成6周年を迎え、7年目へと歩みを進めるYOASOBI。初の有観客公演となった武道館ライブ以降、国内でアリーナツアーやZeppツアーを実施し、2024年には自身初となるドーム公演を成功させるなど、活動規模を着実に広げてきた。さらに、2度にわたるアジアツアーに加え、アメリカやヨーロッパでのフェス出演や単独公演も成功を収め、海外での存在感も大きく高めている。
こうした大型公演が続く中で敢行された今回のホールツアーは、これまで訪れることができなかった国内各地にも足を運び、より近い距離で音楽を届けたいというメンバーの想いから開催されたもの。ホールならではの距離感を活かした、このツアー限りの演出が随所に盛り込まれた。また会場周辺では、チケットをお持ちでない方でも楽しめるお祭り企画「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA ~WANPAKU MATSURI~」も同時開催。パブリックビューイングをはじめ、YOASOBI監修オリジナルカレーの販売、ご当地グルメの出店など、場外でも多彩な催しを展開し、地域全体を巻き込んだイベントとなった。
千秋楽・沖縄公演のライブレポートは以下よりご覧いただきたい。
さらにツアー最終日となる本日沖縄公演2日目には、2026年に日本人アーティストとして初めて、国内5都市およびアジア5都市で実施する10大ドーム&スタジアムツアーYOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027の開催を発表。国内外で高い支持を獲得するYOASOBIが挑む、過去最大規模のアジアツアーとなる。国内では大阪・名古屋・福岡・札幌・東京の5都市、アジアでは台北・ソウル・香港・シンガポール、そして追加1都市での開催が予定されている。
国内40公演に及ぶ自身最長のホールツアーを完走し、さらに次なる大規模な挑戦へと歩みを進めるYOASOBI。今後の展開にも、ぜひ注目してほしい。
【YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA 沖縄公演ライブレポート】
2025年10月1日に結成6周年を迎え、7年目へと歩みを進めるYOASOBI。初の有観客公演となった武道館ライブを皮切りに、国内ではアリーナツアーやZeppツアーを開催し、2024年には自身初となるドーム公演を実施。加えてアジア・北米・ヨーロッパなど海外での公演も続く中で敢行された今回のホールツアー。これまで国内で訪れる機会のなかった地域にも足を運び、より近い距離で音楽を届けたいという2人の思いから、14箇所40公演という自身最多・最長のツアーとなった。
そして『YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA』のファイナル公演が、2025年11月29日(土)・30日(日)、沖縄コンベンションセンター展示棟にて幕を開けた。会場には「Welcome to Wonderland」と繰り返されるオープニングSEが流れ、やがて緊迫感を増す音楽へと変化。観客の期待が高まる中、暗転と同時に「アイドル」の一音目が鳴り響き、旗を掲げ椅子にもたれかかったikuraが一瞬にして照明に照らし出される。客席との近さも相まって、驚きと興奮の大歓声が会場いっぱいに広がった。続く「祝福」「UNDEAD」と息つく間もなく畳みかけ、冒頭から会場の熱量は一気にピークへと達した。
MCでは、7月から5ヶ月かけて駆け抜けてきたホールツアーを、初上陸となる沖縄で締めくくれる喜びを熱く語る。「今宵は宴。楽しんだ者勝ちです、楽しむ準備できていますか?」というikuraの呼びかけに、客席も大きな声援で応え、一体感がさらに膨らんでいった。
そして、今回のツアーに込めた訪れるすべての場所にワクワクを届けたいという思いを象徴するように、ホールならではの距離感を最大限に活かしたikura発案の「アコースティックセッションコーナー」へ。メンバーが客席へと歩み寄り、選出したお客様にその場で楽曲を選んでもらい、すぐ隣でアコースティック歌唱を披露する特別企画だ。まさに物理的にも心の距離も近く音楽を届けたいという想いが形になった時間であり、一夜限りのパフォーマンスに涙ぐむ姿も多く見られ、会場全体が温かく包まれるハートフルなひと時となった。
その後は再びステージへ戻り、背面に大きく映し出されるYOASOBIの文字を模したLED、照明、レーザー演出と共に楽曲の世界へ深く引き込んでいく。続くMCでは、今回のツアーを通して地球半周以上の距離を飛び回り、その先々で出会ったお客さんと強い絆を結べたことへの感謝を丁寧に語ったうえで、「39本の公演を経て繋ぎ、作り上げてきた舞台を、今日ここで皆さんと一緒に完成させたい」という思いを告げ、力強くギターを鳴らした。
そこで披露された「舞台に立って」では、今を全力で生きるすべての人を励ますような歌声が響き渡った。さらに、最長のツアーを共に支えてきたバンドメンバー紹介を挟み、「怪物」「セブンティーン」とエネルギッシュなナンバーを連投。メンバーの煽りも重なり、会場の熱気は最高潮へ。ラストは「群青」「PLAYERS」を会場全体の大合唱とともに締めくくり、本編は大きな余韻を残して幕を閉じた。
暗転するや否や、アンコールを求める大きな声援と、沖縄ならではの華やかな指笛が会場を駆け抜ける。再登場したメンバーを、客席は歓声と拍手で温かく迎えた。アンコールは、1曲目に最新曲「劇上」、2曲目にデビュー曲「夜に駆ける」という、YOASOBIの歩みを象徴する2曲で構成され、感動的なフィナーレを迎えた。
初の40公演に及ぶホールツアーを駆け抜けたYOASOBIは、ライブだけにとどまらず、その土地でより多くの人に楽しんでほしいという思いから、チケットがなくても参加できる「WANPAKU MATSURI」を各地で開催。自身監修のカレー販売や、移動式書店「BOOK TRUCK」とのコラボ店舗「旅する本屋さん YOASOBI号」、ご当地名物とのコラボグッズ、地域飲食店の出店など、YOASOBIらしさと地域性が融合した賑わいを生み出した。また熊本と沖縄公演では、会場近くでパブリックビューイングも実施。ライブにとどまらず地域全体を巻き込み、5か月にわたりワンダーランドを築き上げてきた。
そして千秋楽となる沖縄公演の中で、日本人アーティストとして初となる「アジア10大ドーム&スタジアムツアー」開催が発表され、YOASOBIのさらなる飛躍に大きな期待が寄せられている。