「BMK」がラストアルバム『Big Monster Kite』をリリース♪“BMK作文”で振り返る活動、今だからこそメンバーに伝えておきたいことまでたっぷり掲載!!!!
名古屋をはじめとする東海エリアを中心に活動中のボーイズグループ「BMK(ビーエムケー)」。2024年12月18日(水)に、アルバム『Big Monster Kite』がリリースされました。
2025年1月末をもって解散するBMKにとって、最後のアルバムになります。
本作に収録されている新曲は、先行して配信されたリード曲「BIG MONSTER KITE」をはじめ、「HEAVY!?」「タイムカプセル」の3曲。
「BIG MONSTER KITE」は、「BMKという存在がこの先もいつまでも、誰かの空を勇気づける存在でありたい」と願うレターソングです。グループの代名詞とも言える熱いロックチューンにのせて、今までのBMKの歴史が詰まったセルフタイトル曲らしいさわやかな楽曲に仕上がっています。
メンバーたちが曲順を含めて楽曲をセレクトした「ベスト盤」。BMK名義でリリースされたすべての楽曲、「BOYS AND MEN 研究生」時代からライブで歌い続けてきた大切な楽曲に加え、メジャーデビュー前から現在に至るまでの約10年間、各メンバーに密着した秘蔵映像とインタビューによる長編ドキュメンタリームービーを収録した「コンプリート盤(数量限定)」の2形態が発売されています。
『日刊KELLY』最後の出演となる今回のBMKのインタビュー。ここでしか読めない話が盛りだくさんです! 記事を読んで、残りの活動期間をみんなで応援しましょう!!!!
▼前回のリリースインタビュー
日刊KELLY|名古屋の最新情報を毎日配信!2024.07.26
「BMK」が新体制になって初作品の配信シングル「Move!」をリリース♪最近“心...
https://kelly-net.jp/enjoytoday/20240726130021115184.html
BMK(ビーエムケー)
プロフィール“凧のように逆風を受けるほど上昇する、逆境に負けないグループ”をコンセプトに、元気と勇気を発信し続ける、名古屋発のエンタメ集団。2021年1月にシングル「モンスターフライト」でメジャーデビューを果たす。メンバーは、米ちゃんこと米谷恭輔、みかちゃんこと三隅一輝、けんぱこと松岡拳紀介、たくみんこと佐藤匠。
ラストアルバムの聴きどころ&見どころ
――アルバム『Big Monster Kite』のリリース、おめでとうございます! 収録されている新曲3曲と、コンプリート盤について教えてください。(取材はリリース前)
米谷さん 「Big Monster Kite」は、僕たちの楽曲のフレーズが歌詞に入っていたり、振り付けも今までの楽曲に似ているところが入っていたり。自分たちで「このテイストの楽曲にしよう」っていう話し合いはしたんですけど、一緒に楽曲を作ってくださっている方々の愛もすごく感じる作品です。
歌詞は今まで僕たちがたどってきたことというか、上手くいかないことが多かったんですけど、それも間違いじゃなかったんだよって言ってもらっているような感じなんですよね。自分で歌っていて、自分で背中を押される、不思議な楽曲です。最後にこうしてリード曲として歌えるのはうれしいです。何と言っても、グループ名を楽曲のタイトルに落とし込めることはなかなかできないと思うので、伏線回収じゃないですけど、メッセージ性がより込められたと思いますね。
――MVはキレイな景色と、皆さんのパフォーマンスや表情が印象的でした。
米谷さん 今回は沖縄で撮影したんですが、楽しみながらもちゃんとやりたいことができました。今までの集大成がぎゅぎゅっと詰まった楽曲、MVになっています。何度も見て楽しんでほしいです。
――米谷さんの運転姿がお披露目されましたね!
米谷さん メンバーを乗せて運転するのは初公開なのですが、めちゃくちゃ緊張しました。
松岡さん 米ちゃんの姿勢、めっちゃ良かった。
三隅さん 教習所に来たのかと思ったよ(笑)
米谷さん (笑)。橋の上を何往復かするシーンで、上からドローンで撮影することがあったんですが、監督とのコミュニケーションが大事で、「これくらいのスピードで行ってください」とか「もうちょっとスピード上げてもらっても大丈夫です」というように、カメラと上手く連携しないといけませんでした。メンバーを乗せているし、すごく良い車だったっていうのもあって、余計に緊張しましたね。ところどころに運転シーンが映るんですけど、どこかのテイクのカットで、僕がこわばった顔をしているところが使われているので、隠れ見どころの一つとして楽しんでもらえたらいいなと思います(笑)
▼BMK「BIG MONSTER KITE」MUSIC VIDEO
松岡さん 「HEAVY!?」は “THE BMK”みたいな、僕たちらしさ満載の楽曲ですね。BMK最後のアルバムにどんな曲を入れるか決めていく中で、「HEAVY!?」はリード曲の候補になったくらい、みんなお気に入りの曲なんです。結果的にリード曲にはならなかったんですけど、「どうしてもこの曲を歌いたいね」と僕らで話し合って決めました。歌詞は良い意味で、意味のない歌詞です。僕らはデビュー前からそういう楽曲を歌っていたので、そのジャンルの集大成みたいな楽曲でもありますね。
――ライブでもすごく盛り上がりそうな楽曲ですね。
松岡さん そうなんです。ライブでめちゃくちゃ盛り上がります! 今回、「BOYS AND MEN」の平松(賢人)先輩が振り付けを考えてくださいました。ストーリー性のある振り付けなので、初めて見た方にも楽しんでもらえると思います。
あと、平松さんが「MVを作ろう」と言ってくださって、平松さんが撮ってくれました。身近な先輩が撮ってくれてたので、素の僕らに近い表情や姿が見られるMVに仕上がっています。こんなところも使うんだ!みたいなカットがあって、本当に盛りだくさんの内容なので、ぜひ見てほしいですね。個人的にも大好きです!
▼BMK「HEAVY!?」MUSIC VIDEO
三隅さん BMKメンバーは、各々活動期間は若干違いますが、みんな約10年間、今の事務所で活動しています。グループとしては8年目を迎えているんですけど、この長い年月をぎゅっと詰め込んだ1曲になっているのが「タイムカプセル」です。これまで一緒に歩んでくださったファンの皆さんに向けた歌だと感じていて、歌詞の節々から「この時はこんな思い出があったな」って思い出してもらえるような1曲です。だからといって寂しい気持ちにはさせず、僕たちが各々の道で頑張っているところも想像できるような詩やメロディーになっています。
あと、BMKが解散した後に僕たちの楽曲に出合ってくださる方がいらっしゃると思うので、そんな方々の背中も押せるような曲になっていますね。皆さんがBMKを感じたいなと思う時は、「タイムカプセル」を聴いてもらえれば、いつでもあの時の楽しい姿やそれぞれの道で頑張ってる僕たちが想像できると思います。
――ぐっとくる歌詞です。ライブでいつ歌うのかもすごく気になります。
三隅さん 僕たちもすごく考えています。
米谷さん 大事にしたい楽曲だからこそ難しいよね。
三隅さん その点も楽しみにしていてください!
佐藤さん コンプリート盤には僕たちBMKの全曲が入っているので、このアルバムさえも持っておけば間違いないです! 収録曲の「RUN&GUuuuuN!」は、僕たちがグループになる前身のグループ「BOYS AND MEN 研究生」時代に歌っていて、その時はユニゾンで歌っていたものを今回のアルバムのために録りおろししました!
録り直してみて、あのころの自分たちに向けて、今の僕たちが歌っているような歌になっていると思いました。当時はそもそもグループがなくなるかもしれないっていう状況だったし、まさかこのメンバーでこんなに長い間活動するとは思ってもなかったんですよ。“今後どうなるかわからないけど、ちょっと不安を感じながら新しい未来に突き進む”という歌だった気がするんですけど、今はそんな昔の自分たちに対して、「未来に期待していいんだよ」という気持ちで歌える曲です。
――それは感慨深いですね。
佐藤さん 実は録り直ししたとは発表せずに、ライブでその歌割りで披露したんですよ。ファンの人たちは「歌割りがいつもと少し違うな」くらいで、きっと気づいてなかったと思うんですけど。
松岡さん これで気づいていたらすごいよね。「あ、再録してアルバムに入るってことね」って思っていたら、BMK検定1級。
佐藤さん あと、「RUN&GUuuuuN!」に4人それぞれのソロが欲しいんですってお願いしたんです。そうしたら、いつもディレクションしてくださる先生が歌割りを考えてくださって。パートの割り振りを見たら、そのメンバーが歌うべくして割り振られている気がしたんです。ずっと僕たちの活動を見てくれていた先生はすごいなと思いました。
三隅さん それはうれしいなあ。
佐藤さん BMKって自分たちに向けて歌うことってほとんどないし、自分たちへの歌はあんまり良くないとも思うんですけど、その時だけは「自分たちに歌ったな」と感じました。
そして、コンプリート盤の90分にわたるドキュメンタリー映像が名作になっています! 大体こういうのって、現在のインタビューと過去の映像が行ったり来たりする構成だと思うんですけど、後半にメンバー同士も見たことがない、ファンの人も見たことない表情をしている姿が映されています。今まであえて見せてこなかったんですけど、今回は半ば強制的に見せましたね。
松岡さん あれは感情を引っ張り出された(笑)。コンプリート盤をゲットしてくれた人だけの特典だね。
佐藤さん この取材段階では発売前だけど、僕の予想として、前半はみんな大人びた表情でこれまでの活動を振り返って話していて、後半のこれに関してはみんな子供に戻ったみたいになっていると思うな(笑)。話している今も、まさにBMKの人間性が表れているよね。それを思い出して喋る僕とけんぱ。黙っている米ちゃんとみかちゃん。
米谷さん 今じっくり思い出してた。
三隅さん 見てほしいけど、見てほしくないな(笑)
松岡さん 本当に面白い映像になっているよね。
佐藤さん ね! コンプリート盤ぜひ手に取っていただけるとうれしいです!! あと、ベスト盤は、僕たちで楽曲をセレクトして曲順を決めました。BMKのライブっぽさを楽しめる内容になっているので、ベスト盤もおすすめです!
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最後にまさかの大喜利大会!?
“BMK作文”で活動を振り返ろう♪
「BMK」で活動を振り返るあいうえお作文
最後のインタビューでしたが、“いつものBMK”でわちゃわちゃ賑やか♪
――グループ名であり、アルバムのリード曲にもなっている「BMK」で、これまでの活動を振り返るあいうえお作文を披露してください。
松岡さん 最後のインタビューで大喜利ですか!?
――ぜひお願いします!
佐藤さん できた!
松岡さん 早っ! では、佐藤さんからどうぞ。
佐藤さん いかせていただきます(笑)「分岐点 未来に 希望」きっとこれからの人生で、この数年間を思い出さない日はないと思います。僕たちはそれぞれの個性、やりたいことはありつつも、「逆風上等」というコンセプトをいただいて、グループとしてやってきました。活動が終わってからもしこのメンバーで再会するなら、きっと全然違う人間になって再会することになると思うんですよ。こんなにもみんな一緒の気持ちでいることはないと思うし、ここが分岐点だなって感じています。
今後、グループとかそういうことは関係なしに各々が各々の選んだもの、好きなもの、好きな人と共に歩んでいくんだなと考えると、その未来に希望をもって生きていくしかないです。ここが分岐点なのは、もちろんファンの人たちも一緒です。全員が「分かれる」部分にフォーカスを当てるんじゃなくて、もっと先を見て生きていきたいなと思いますね。共に生きていくことはないけど、どこかでそう生きていてほしいなと思います。もちろん、KELLYの読者の皆さんも一緒に頑張って生きていきましょう!
三隅さん 続いて、三隅がいきます。「ぶっちゃけ もうダメだと 考えていました」メンバーにも言ってなかったんですけど、2018~2019年、高校を卒業するタイミングで「大学進学のために活動を辞めなさい」と親族に言われていたんです。何回か家族会議をしたんですけど、ちょうどそのころに和田アキ子さんとコラボさせていただいたんですよね。兄弟グループの「祭nine.」と分かれて、ここからどうしようっていうタイミングでの和田アキ子さんとのコラボだったので、ようやくいただけたチャンスだと思いました。未来あふれるキラキラしているような時期に、辞める話が持ち上がったのですごく悩みましたね。最終的には「本当にどうにか頑張るので活動をさせてください」と伝えて、活動を続けました。
―― 一つの転換期だったんですね。
三隅さん 今振り返ると、あの時辞めなくて本当に良かったです。こうして10年近く続けてきたからこそ得られたものもありますし、自信にも繋がりました。いろいろな人たちに出会えて、メンバーとも深い関係になれましたね。
松岡さん 僕のBMK作文です。「バランスに 恵まれた キセキ」研究生時代は10人くらいメンバーがいて、そこから6人になって、5人になって、4人になりました。メンバーが辞めた時は、ファンの人は悲しい気持ちになったと思うんですが、辞めてしまったメンバーがいても僕たちはパワー不足にならなかったと感じています。活動を振り返ると、バランス良く活動ができたのかなと思ったので、あいうえお作文にまとめました。
佐藤さん いいね。
松岡さん もう一つ思い付いたから、言っておくね。「バンジージャンプが もう 怖くない」パンジージャンプってすごく怖いものだけど、そんなのが怖くないって思うくらい、いろいろなことがあった。今までのことを考えたら、バンジージャンプぐらい飛んでやるぜって思う。
三隅さん じゃあ飛ぼうか。
松岡さん それは違う(笑)
佐藤さん 最後の米ちゃんはどんな作文かな?
米谷さん 一番普通なんだけどいい?(笑)「バカみたいに みんなでいろいろ 駆け抜けた!」これです!
メンバー (笑)
松岡さん 卒業式で言うやつみたい(笑)
佐藤さん 「バカみたいに」の時点で怪しかったよね。まさかのけんぱのバンジージャンプ案の方がいいかも(笑)
米谷さん 今までの僕たちの道を振り返ると、バカみたいにみんなで駆け抜けたのよ(笑)。自分たちだけでは立てないステージからの景色とか、本当にいろいろな景色を見たなって、BMK作文を考えている時に蘇ってきました。
三隅さん 普段喋れる人が、BMK作文になった途端に喋れなくなってる(笑)
米谷さん 「ボイメン」とか入れていけるかと思ったんだけど、ダメだったわ(笑)
松岡さん 「ボイメン 目指して ここまで来た」とか?
メンバー おお!
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日刊KELLYだけに語ってくれた
「今メンバーに伝えたいこと」
メンバー愛を感じるメッセージ交換♡
キラキラアイドル全開で、多彩な佐藤さん。これまで真っ直ぐな言葉でたくさんお話してくれました!
――活動終了までの期間が残りわずかとなってきました。今だからこそ、メンバーに伝えたいことを伝え合いましょう!
佐藤さん まず米ちゃんはこのグループじゃなかったら、周りからのヘイトも買わないだろうし、自分にとってストレスがあるところにわざわざ行かないから、もっと上手くやれる人だと思う。グループだと自分の本位じゃないようなやり方、行動を取らなきゃいけない時もあるし、しかもリーダーだから矢面に立たないといけない時もあって。その集団の中でよく10年も活動してくれたと思うよ。僕は、周りができることは自分にもできると思いがちのタイプの人間だけど、さすがに米ちゃんみたいにはできない。
これからは自分の周りの人と、自分にとって楽しいことをしてほしい。良い意味で逃げる、自分の心労がたまらない空間で生きてほしいです。
松岡さん 米ちゃんには10年間、だいぶ負荷かけたね。
佐藤さん 本当にそう。僕と人間のタイプが全然違う。僕にとっての適温の環境は、米ちゃんにとっては汚染環境だと思う(笑)
米谷さん たしかに。たくみんは僕にとって特定外来生物だね(笑)
佐藤さん (笑)。次は、みかちゃん。後半にかけてたくさん変化をして、すごく変わったなって思う反面、何となく感じていることがあって…関わっている人にとって自分は何を求められているのか、すごく考えているんじゃないかな?“周りが思うこういう人であってほしいみかちゃん”になってあげようとする性格だと思う。家族とかだけじゃなくて、賑やかな友だちだったら賑やかにするし、静かな人たちの中だったら静かにする。周りの人や環境で変化ができるタイプだと思うんだよね。
それがみかちゃんにとって別に嫌じゃないと思うから、これからもそのままでいてほしいなと思いつつ、僕は不愉快だと思ったら不愉快だって言えるタイプなんだけど、みかちゃんは言わないのがちょっと心配だな。例えば、本当に自分が守りたい人がいる時は戦わなきゃいけないし、周りがその守りたい人を否定してても、「いや、僕は違う」「この人が正しい」って言ってあげられるように、今から牙は磨いておこうね。
三隅さん ありがとうございます。
佐藤さん 僕はその牙を磨きすぎなんだけど(笑)。最後に、けんぱは本当にすごい。僕が持っていないものをたくさん持っていて、一時、けんぱのあるものをすごく欲しがった時期があったんだよね。結局、ないものねだりじゃなくて自分のいいところを伸ばしていくしかない、っていう結論になったんだけど、その期間は自分の中でも成長できた時間になったので感謝です。
松岡さん まさかの感謝の言葉、いただきました! 今伝えたいことを考えてて、たくみには、「僕が持ってないものを持っている」って言おうとしてたんだよね。人には得意、苦手なことがそれぞれあると思うんだけど、僕は考えたり、決めたりすることがあんまり好きじゃなくて。その辺りをたくみは担ってくれることが多いなって。
佐藤さん&松岡さん (ハイタッチ)
お話を伺っていると実は一番メンバーが好き(!?)な松岡さん。毎回“けんぱ節”で盛り上げてくれました!
松岡さん たくみと“運命ハイタッチ”したところで、次は米ちゃん。年上で先輩だけど、僕が仲良くしてやってます。
米谷さん おい!(笑)
松岡さん (笑)。年齢が4つ離れてるけど、僕のペースに合わせてくれるというか、米ちゃん若いなーって思うことが多い。
三隅さん 例えば?
松岡さん 遊び方だね。ライブ前にサウナへ行って、ライブして、その後スポーツレジャー施設で遊んだ。
佐藤さん 何そのスケジュール。
松岡さん ご飯食べに行くことも多いけど、米ちゃんが僕に合わせてくれてる感じがして、そこは感謝してます。だから、これから寂しくなるよね。今までは仕事が一緒だったから、仕事終わりにそのままご飯行ってたけど、会う機会が減るとそういうのもなくなるのかと思うと寂しい。
佐藤さん 仕事が一緒でもライブ終わりにスポーツレジャー施設には行かないよ(笑)。仕事関係なしで、これからも付き合えるでしょ。
松岡さん 実は大阪旅行しようっていう話はしてる。
三隅さん いいじゃん! 2人は本当に仲良いね。
松岡さん みかちゃんは…同い年だね。
三隅さん 終わり!?
松岡さん みかちゃんは同い年だけど、育ってきた環境が全然違うなって思う。同じクラスにいたら、きっと友達になっていなかったね。でも、こうしてメンバーとして一緒にやってきて、違うからこそ結構仲良くなれたのかな。みかちゃんは、良い意味で普通の人なんだよね。
メンバー (笑)
松岡さん 言い方難しいけど、話してて楽しいよ。エピソードトークがちょっと長いし、その話が落ちないし、同じ話を何度もするけど、良い意味で好き(笑)
三隅さん 誉めてないよね(笑)
松岡さん 最初は同い年メンバーが何人かいたけど、最後まで一緒にやってきた同い年がみかちゃんで良かったと思う。
撮影時、いろいろな表情を魅せてくれた三隅さん。いつもメンバーの話をじっくり聞いて、楽しそうに話す姿が印象的でした!
三隅さん 「全く違うタイプの人間」っていうのは僕も感じていて、けんぱは“人って同い年でもこうも違うんだ”って感じさせてくれる存在。だからこそ、一緒にいてすごく楽しい。あと、歩み寄ってくれる優しさをもっているよね。仕事とかプライベートの悩みを話すと、ちゃんとこっち側に寄り添ってくれる。普段はツンケンしてて、何も考えてないような雰囲気出してるけど、いざSOSを出すとちゃんと助けてくれる人。特に20歳を超えたあたりからそう感じて、素敵な同い年だなって思うよ。けんぱの大胆さと、繊細な部分をこの10年で感じることができて良かった。
松岡さん (棒読みで)大好きだよ。
三隅さん なんか薄いな(笑)。たくみは、さっき「自分は芯が強すぎて大変」みたいなこと言ってたけど、それって本当にすごいなと思う。2016~2017年ごろ、たくみが加入して1年経ったか経ってないかくらいのタイミングで、「BOYS AND MEN 誠」の楽曲「Lovely Monster」を稽古してた時、先輩から「他のメンバーが全然出してないわけじゃないんだけど、たくみがパワフルすぎるからもっと抑えて」ってアドバイスされてたの。経歴の長い先輩に言われたから、さすがに萎縮すると思ったら、全然変わらなかったんだよね。
松岡さん ボイメンの言うことを聞かなかったってこと?(笑)
三隅さん 一般的にはそう思われがちだけど、縮こまるどころか、どんどん自分の色を全開で出していくようになったのを見ていて、この人本当にすごいなって。BMKは「個性的」「楽曲が面白い」って言ってもらえる機会が多いけど、それを担っているのはたくみだと思うんだよね。レコーディングはたくみが録ったものを聞いて、「このテンション、間に合わせて歌って」っていうオーダーを受けることが多いし、たくみがいなかったらここまで個性的な楽曲を歌えるグループにはなっていなかったと思う。感謝だね。
佐藤さん うれしい! ありがとう。
三隅さん 米ちゃんは一緒にいる期間が一番長いね。僕が研究生に加入したての時、すでに何となく選抜メンバーがいて、僕はそこに入れなくて、米ちゃんはそんな僕のお世話をしてくれてた。1年くらい米ちゃんにべったり付いている状態だったから、改めて言葉にするのは恥ずかしいんだけど…「こうなりたい」と思う人になってくれて、僕と出会ってくれてありがとう。
米谷さん 急に恥ずかしいね。
三隅さん ソロの仕事がほとんどなかった研究生時代、米ちゃんがラジオパーソナリティーとしての才覚を表し出して、いろいろな局でラジオのお話をいただいて、そのラジオをきっかけに米ちゃんが一人でお仕事していく機会が増えたよね。10代のころはあんまりわかんなかったんだけど、今僕がソロでFM GIFUレギュラーラジオ番組「三隅一輝の秘密基地ラジオ~ワクワク☆カズキングダム~」をやらせてもらうようになって、米ちゃんのすごさが初めてわかるようになった!
松岡さん 初めて!?
三隅さん (笑)。この前、米ちゃん不在のリリースイベントで僕がMCをしたけど、全然上手くいかなった…。その時も、米ちゃんはいつもMC上手だなって改めて思った。
佐藤さん あの日はめちゃくちゃだったけど、すごく楽しかったよ(笑)
三隅さん 米ちゃんは何も努力してないように見せているけど、努力してないとこんな技量にまで達しないんだろうな。いろいろなものを見たり、学んだりして吸収していないと、一人であれだけ聞かせられるラジオとか、メンバーの良さを引き出しながら的確な情報を届けるMCはできないと思うんだよね。本当にリスペクトしています!
米谷さんからのメッセージに、皆さん深く頷いていました。頼もしいリーダーで編集部にとっても、心強かったです!
米谷さん ありがとう。じゃあ、僕はけんぱから。けんぱは一番年齢が離れてるけど、一緒に過ごす時間がだんだんと増えてきたメンバー。仲良くしてくれてありがとう。
松岡さん ええよ。
佐藤さん なんかメッセージ返ってきた(笑)
米谷さん けんぱの“自然と出てくる自信”は、僕はもっていないからすごいと思ってる。ナルシズムというか、良い意味での勝負強さ、やってやるぜ!みたいな部分。あと、友達としてはめちゃくちゃいいやつなんだけど、メンバーとしては0点だね。
メンバー (笑)
米谷さん 冗談だよ(笑)。けんぱは自分が置かれる環境によって、良くも悪くも影響を受けやすくて人間性がだいぶ変わるよね。今後グループというか、帰ってくる場所がなくなった時に、自分の軸となる場所がどこになるかによって人間性がだいぶ変わると思うから、どこを軸にするのか迷った時はぜひ相談してほしい。けんぱはブレず、果敢なけんぱらしくいてほしいな。
松岡さん はい!
米谷さん たくみんは同い年メンバーだけど、事務所加入は僕の方が早くて。たくみんは当時からパワーはすごい持っていて真っ直ぐで、熱量はどのグループにも負けないメンバーだね。でも、結構ぶきっちょで効率良くはできないから、「もうちょっと力抜いた方が上手くいくことも多いよ」「全部フルスイングだといつかキツくなるよ」って伝えたいな。そこも良さなんだけど、ガタがくると戻れない気がするから気をつけてね。
佐藤さん ありがとう!
米谷さん みかちゃんとは過ごしてきた時間が長くて、ステージに出れない時も、チラシを配る時もずっと一緒だったね。みかちゃんが中学生の時から一緒に活動しているから、同じメンバーというより、“見守る”感じのスイッチでいたかも。自分の意思をもっていろいろなことに挑戦する姿を見て、良かったな、うれしいなって思ってた。
三隅さん うれしい。
米谷さん みかちゃんも決めたことに真っ直ぐ進んでいくタイプで素敵なんだけど、伝えるのがあんまり上手じゃないね(笑)。この言葉が合っているかわからないけど、たまに思いやりがない言葉を投げかけてくるから、それが原因で人と気まずくならないか、ちょっと心配だな。たまに刃物みたいな言葉を投げる時があるよ(笑)。どういう形をしているものを投げるのか、方向は合っているのか、投げる前に安全確認をしてね。
三隅さん そうだね。昨日もそういう言葉を投げた気がする。投げた後に「あ、投げちゃった」って思ったけど、「まあいいか」って(笑)
米谷さん 余計なお世話になってたらごめんね。グループ活動も残りわずかで、この機会だからみんなに伝えました!
三隅さん リーダーらしいメッセージだったね。ありがとう!
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BMKから読者の皆さんへメッセージ♡
アルバムリリース&ライブ情報を掲載!
BMKからKELLY読者の皆さんへメッセージ
バイタリティーあふれる姿が まぶしいBMK これからも応援しています!!
――最後となり、とても寂しいですが…KELLY読者の皆さんへメッセージをお願いします!
佐藤さん これまでBMKの記事を読んでいただき、ありがとうございました。いろいろな取材を受ける時に、「自分を覚えてもらわなきゃ」とか「こういうことを言わないとダメなんだ」と、自分の中でギアを上げて答えないと面白みのない人になっちゃいそう…と心配することがあったんですが、KELLYでは力を抜いて取材を受けることができました。どんな答えも自分自身であることに違いないんですが、肩の力が抜けることでおりてくる言葉がたくさんあったので、これからBMKの記事のバックナンバーを読んでいただけたらうれしいです! 今までありがとうございました。
松岡さん どうも。“カフェ男子”の松岡です。
メンバー 出た!(笑)
松岡さん お久しぶりです(笑)。カフェ特集の時もですし、デビュー前から本当にお世話になりました。リリースインタビューだけでなく、活動が制限されていたコロナ禍にも記事を出していただきましたし、神社の連載企画もありました。皆さん、記事を通してBMKを応援してくださり、ありがとうございました。
僕は、カフェ男子としてまた皆さんに素敵なカフェをご紹介できたらいいなと思っています! 僕の新連載のカフェ企画が始まるかも!?(笑)。残りの活動期間もよろしくお願いします。
三隅さん KELLYでの思い出はいくつもあって、研究生時代に大須エリアのスイーツショップを巡る企画が特に印象に残っています。お店や行く先々のチョイスが毎回素敵で、KELLYのスケジュールが入っていると心踊りました。インタビューやロケ撮影が楽しかったので、メンバー同士のクロストークも1番展開できた気がしますし、より自然体な言葉でお届けできたのかなと感じています。自分たちの素を引き出してもらえて、ありがたいことにいろいろな読者の方に読んでもらえて良かったです。神社の連載は、僕たちのファンではない方々にも届いていたそうで本当にうれしいです。長い間ありがとうございました!
米谷さん KELLYでは長い期間、様々なことを掲載していただきました。メンバー個人個人をフォーカスしてくださったので、僕たちも毎回インタビューや記事を楽しみにしていました。写真もこだわって撮ってくださって、一度の取材や撮影が濃かったのでどれも楽しい思い出です。記事をきっかけに知ってくれた方もたくさんいらっしゃいますし、ファンの皆さんにも僕たちのことをより深く知ってもらう機会になりました。読者の皆さんの感想や、お声を知ることもできて良かったです。BMKにとって最後のアルバムリリースまで追っていただき、このように皆さんに記事を読んでいただき、すごくうれしいです。本当にお世話になりました! ありがとうございました。
――毎回、BMKのエネルギーを感じる楽しいお話、メンバーの皆さんそれぞれの個性満載のエピソードをありがとうございました! これからもたくさんの方々にBMKの記事を読んでいただけるとうれしいです。
BMKは、2024年12月18日(水)にラストアルバム『Big Monster Kite』をリリース。
また、2025年1月31日(金)には「ZeppNagoya」にて、BMKにとって最後となるステージ「BMK THE FINAL~モンスターフライト~」が開催! メンバーの熱い思いがつまったライブになっています。ライブへ行って、みんなで最高のフィナーレを迎えましょう!!!! 詳細はこちらをチェック。
『Big Monster Kite』2024年12月18日(水)リリース
【コンプリート盤(数量限定)3CD+Blu-ray+Photobook】1万1000円
<収録曲 CD1>
1:モンスターフライト
2:ヒカリフル
3:午後10 時のon the road
4:BIG RAGE
5:Beat Monster
6:ワイルドジャーニー
7:HONE TOWN
8:RED ZONE
9:だって今日まで恋煩い
10:Monster G
11:Puzzle
12:ナガレボシ
13:TOP OF TOP
14:Disconnection
15:UNITE!
<収録曲 CD2>
1:ありがとうの音。
2:Original Future
3:巣立ちAway
4:アッカンワラベー
5:おばけ ばけばけ ばけがっちゃ!
6:NANAKORO!
7:恋華火
8:あっちっち!
9:feel
10:FLY & GO NOW
11:Move!
12:HEAVY!?
13:タイムカプセル
14:BIG MONSTER KITE
<収録曲 CD3>
1:アドバンテージ!(BMK the BEST ver.)
2:ボクたちのONE(BMK the BEST ver.)
3:バッシャーン !!!( BMK the BEST ver.)
4:ロックスター番長(BMK the BEST ver.)
5:ゴリゴリ☆サバンナロード(BMK the BEST ver.)
6: がけっぷち純情(BMK the BEST ver.)
7:Promise(BMK the BEST ver.)
8:えいやッ喝采(BMK the BEST ver.)
9:バリガチタッチダウン!!(BMK the BEST ver.)
10:ハジマリのMessage
11:ラブエンX
12:BLAZING!!!!!
13:モンスター体操
14:じゃあね。
15:RUN&GUuuuuN!
<Blu-ray 収録内容>
●長編ドキュメンタリームービー「俺らが“俺ら”になったBMK」
●MUSIC VIDEO
・モンスターフライト
・Beat Monster
・だって今日まで恋煩い
・Monster G
・TOP OF TOP
・おばけ ばけばけ ばけがっちゃ!
・ありがとうの音。
・NANAKORO!
・feel
・HEAVY!?
・BIG MONSTER KITE
【ベスト盤(通常盤)CD】3300円※ジャケットは5種類からランダム1種類
<収録曲>
1:B-GATE
2:モンスターフライト
3:ヒカリフル
4:Beat Monster
5:ワイルドジャーニー
6:HOMETOWN
7:だって今日まで恋煩い
8:Monster G
9:TOP OF TOP
10:UNITE!
11:NANAKORO!
12:あっちっち!
13:feel
14:おばけ ばけばけ ばけがっちゃ!
15:HEAVY!?
16:FLY & GO NOW
17:Move!
18:タイムカプセル
19:ありがとうの音。
20:BIG MONSTER KITE
BMK(ビーエムケー)
公式サイトhttps://bmk-official.com/
X@BMK_info
Instagram@bmk__official
TikTok@bmk__official
撮影/阿部吉泰(blowup)
※掲載内容は2024年12月時点の情報です
※価格は税込み表記です