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役目を終えて眠る「東成田駅」幻のホームを活用するイベント「昭和・平成ノスタルジーミュージアム」6月22・23日開催 京成フリーク第3弾

鉄道チャンネル

2024年6月22日(土)・23日(日)、東成田駅(旧成田空港駅)で京成フリーク第3弾(※)となるイベント「昭和・平成ノスタルジーミュージアム」が開催されます。

東成田駅は1978年に「成田空港駅」として開業。かつては成田空港の最寄り駅として賑わいましたが、1991年に現在の成田空港駅が開業したことでその役目を終え、かつての特急ホームは一般の方が立ち入れないようになっています。駅設備などは当時のまま残されており、特別なイベント等で折に触れて公開され、その歴史を伝えています。

当時の駅名看板(※2019年5月撮影)
入口付近の様子。ドラマのロケなどが行われることもあったそうです(※2019年5月撮影)

「昭和・平成ノスタルジーミュージアム」では、この東成田駅の設備を利活用。

平成ノスタルジースタンプラリーや「光」と「音」のデジタルインスタレーション演出といったノスタルジックな体験型のコンテンツ、「成田空港駅」時代のポスターや初代スカイライナーを復元したフォトスポットを設置し、かつての雰囲気を懐かしめる空間を企画しました。

物販では初代スカイライナーのフォトTシャツや新旧スカイライナーが描かれたオリジナルグッズなどのコラボアイテムも発売される予定です。

イベントへの参加には東成田駅改札外コンコースの特設カウンターで販売する「限定キーホルダー型入場券」が必要。事前予約優先制となっており、もし事前予約で入場人数の上限に達した場合は当日券の販売はありません。

事前予約の締め切りは6月16日(日)、専用の応募フォームで受け付けています。販売価格は事前予約ありで大人2000円/小児1500円、当日購入は+500円。

※京成フリークは鉄道×アパレルの異業種コラボレーション。デイトナ・インターナショナルが運営するセレクトショップ「FREAK‘S STORE(フリークス ストア)」と京成電鉄は、これまでにも「旧博物館動物園駅」開業90周年や観光キャンペーン「桜に染まるまち、佐倉2024」でコラボを行い、沿線地域の魅力向上や活性化に向けた取り組みを続けてきました。今回の「昭和・平成ノスタルジーミュージアム」はその第3弾という位置づけで、成田市制施行70周年記念の協賛事業となります。

(鉄道チャンネル)

※2024年6月11日10時11分……本文の記述を一部修正しました(鉄道チャンネル編集部)

【画像】昭和・平成ノスタルジーミュージアムのイベントや物販アイテム

90年代がそのまま!手つかずの東成田駅を巡る「平成ノスタルジースタンプラリー」
当時営業していた喫茶店や旧成田空港駅の看板など、実際に使用されていたアイテムや場所を巡るスタンプラリー。平成初期のノスタルジーをリアルに体験できるタイムスリップ的感覚をお楽しみいただけます。
「光」と「音」のデジタルインスタレーションでは、モーター音や発車メロディー。車内の騒音。現役スカイライナーカラーのレッドやブルー。旧スカイライナーのブラウン・ホワイト。行先表示やパンダグラフなど。平成初期からトキが止まった東成田駅のコンコースを、現代のデジタル技術を駆使し「光」と「音」で蘇らせます。
幻のホームでは、新旧スカイライナーがモチーフとなった限定デザインのコラボレーショングッズを多数販売。6月28日(金)より、公式オンラインストア「Daytona Park(デイトナパーク)」でも販売します。
京成フリーク第1弾でも大好評いただいたキービジュアルをモチーフとしたキーホルダーが今回は京成フリーク第3弾バージョンになり入場券の特典となっております。

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