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【編集部試乗記・ホンダ『N-ONE e:』】扱いやすく身近な新型軽乗用EV

日刊にいがたWEBタウン情報

 

9月に発売されたホンダの新型軽乗用EV『N-ONE e:(エヌワンイー)』に試乗してきました。

試乗車をお借りしたのはホンダカーズ新潟中央松崎店で、グレードは『N-ONE e:L』です。

今年4月に入社したばかりのホンダカーズ新潟中央松崎店の岩城さん。「日々さまざまな世代のお客様と関わることができて、楽しいですし自分自身の成長も感じます」とのこと。爽やかな好青年でした

かわいらしいデザインが印象的ですが、ガソリン軽自動車『N-ONE』のデザインをベースに、EVならではのクリーンさを表現しています。

運転席に座ってみると、インパネの位置が低いので、とても前方視界が広く感じました。見通しがよいうえ、車幅感覚もつかみやすいことが安心感につながり、リラックスして運転できそうです。

ファブリックのシート素材は、心地よいパイル生地のタオルのような触り心地です。また、エアコンやナビなど、スイッチ類もコンパクトにまとめられていて、操作性も優れています。

後席の広さは、このサイズを考えれば十分。シートを倒せばフラットになりますし、座面を跳ね上げれば高さのある荷物も収納できます。

コンパクトですが、大人4人が快適に乗車できる空間を確保しています。ガソリン車と変わらない使い勝手のよさを実現しているのはすごいですね。

続いては走りをチェック。

今回は、ホンダカーズ新潟中央松崎店から新潟市北区にある高森の丘までドライブしました。高森の大ケヤキは樹齢1,200年のケヤキの木で、県の天然記念物に指定されています。新潟市北区のパワースポットです。

階段を上がっていくと、高森の大ケヤキがあります

EVゆえの発進時からの力強さや静粛性はもちろん、小回りのきく扱いやすいハンドリングで運転が楽しいです。

EV特有の水平移動感よりも、ごく普通のガソリン軽自動車のような、慣れた運転感覚です。車幅感覚もつかみやすく、狭い場所でも簡単にUターンできました。

ちなみに、ガソリン軽自動車の『N-ONE』に対し、ステアリングを37ミリドライバーに近づけたそうです。ステアリングがより体に近くなったことによる一体感が安定感を生んでいるのかもしれません。

また、アクセルペダルだけで加減速から完全停車まで行なえる「シングルペダルコントロール」も試しましたが、うねうねと曲がった道では、タイヤに掛かる重心を感じながら走行。クルマとの一体感を楽しめました。

航続距離は295キロ(WLTCモード)。バッテリー冷却・加温システムにより、冬季や夏季でも航続距離や充電時間が安定しているそうです。充電時間は普通充電で4.5時間、急速充電の場合は30分です。

AC外部給電器「パワーサプライコネクター」を使用することで1,500ワットまで出力可能なので、アウトドアシーンなどのお出かけ先での活用もできます。

また、V2H(EVに蓄えた電力を自宅で使えるようにするシステム)を介して家庭で使用することで、電気代の節約に貢献したり、非常時には家庭の電源として活用できるのもEVならではです。

もちろん、安全運転支援機能「Honda SENSING」が全タイプに標準装備されており、安全性にも配慮しされています。

『N-ONE e:』はコンパクトで扱いやすく、運転する楽しさも持つうえ、出先で電源としても使えるなど、毎日のパートナーとして頼れる相棒になりそうです。

ホンダカーズ新潟中央 公式ホームページ (https://www.hondanet.co.jp/hondacars-niigatachuo/)

ホンダカーズ新潟中央松崎店

住所
新潟市東区新松崎2-5-25

電話番号
025-271-4151

営業時間
10:00~18:00

休み
水曜、第2・3火曜

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