相模原市が子ども・若者向けに新たな相談窓口検索ツールを開始 スマホ、タブレットで簡単アクセス
相模原市は子どもや若者が抱える悩みに対応するため、新たに相談窓口の検索ツール「こまったときは相談しようそうしよう」を開発した。このツールは5月1日のいじめ防止強化月間に合わせて公開される。
この検索ツールは、スマートフォンやパソコン、タブレットPCなどで二次元コードを読み込むことで利用可能となる。利用者は「学校」「友だち」「家族」「自分」などのカテゴリを選択し、具体的な困りごとを選択していくと、市内の適切な相談窓口が表示される仕組み。
24時間いつでも検索可能
相談窓口は「さがみはら子どもの権利相談室(さがみみ)」、「さがみはら子どもSOSダイヤル」、「ヤングテレホン相談」、「子育て支援センター」、「青少年相談センター」、「さがみはら若者サポートステーション」、「相模原市消費生活総合センター」と多岐にわたる。これらの窓口はいじめ、友人関係、家庭問題、心の問題、消費生活など、子どもや若者が直面する様々な問題に対応しており、メール相談が可能な窓口もある。
本村賢太郎市長は4月25日の定例記者会見で「これまではどこに相談すればいいか、わかりにくかったが、それぞれの相談窓口の職員が連携してこのツールを開発してくれた」と話し、子どもたちへの周知も進めていくとした。
問い合わせは市こども・若者応援課【電話】042-751-0091。