「私でも考えてしゃべる」2人の“ハラスメント町長”に高座では暴言ギリギリな落語家が喝！
いつも愉快な一蔵さんが珍しく怒り爆発？4月26日の『くにまる食堂フライデー～どうした！？一蔵！～』では、きのう辞職願を提出した2人の町長のニュースを取り上げ、春風亭一蔵さんと水谷加奈アナウンサーが思いの丈を語り合った。
水谷「ここからは最近世間を賑わしている話題に対して一蔵さんに切り込んでいただきます。まずはどの話題からいきますか？」
一蔵「ハラスメント町長相次ぎ辞職へ、ですね。どうしてまだこんなことを言っている人が世の中にいるんだろう。この町長さんはおそらく優秀だったでしょうし、ものすごい町民から愛されていたところもあったはずなんですよ。例えば岐阜県池田町の岡崎さんは、もうずっと長いこと町長をやっていた。ってことは岡崎さんにすごい世話になってた方もいたわけじゃないですか」
水谷「76歳でいらっしゃいますからね」
一蔵「いいところもあったはずなんですよ。だったら、ちゃんと締めるところは締めろよ！ なんでこれが分かんないの？岡崎さんなんか女性の体を触ったって…これ犯罪ですよ」
水谷「10年以上、15人の女の人に触ったりキスしようとしてたんですよ」
一蔵「言葉の暴力はもちろん犯罪です。触るなんてもっての他じゃないですか。その女性には、その方を愛してる人がいたり、旦那さんがいたり、その体を触って「手を握ったぐらい」とか言ってごまかしてんですよ。下半身を触ったというニュースが出てるんですけど、岡崎さんは「いや、手は握った」っていう言い方をしてるんですよ。手だってダメなのに。さらに言うと、岡崎さんは奥様から、あなたは裸の王様だったみたいなことを言われたと。それもなんかセクハラ？みたいに思っちゃったんですけど、お山の大将って、なんでこうなるんですか？私みたいな、学歴がなくても一生懸命生きてきた人間でも分かるぐらい、たいして難しいことじゃないと思うんですよ。人の上に立ってんだったら、しっかりせい！」
水谷「たぶん、お勉強はできた方だから、町長さんになったりされたわけですけど、バカなの？って思いますよね。申し訳ないけどね」
一蔵「井俣町長もそうですよ」
水谷「愛知県のね」
一蔵「東郷町の井俣さんは部下に「産休取ったら一年後殺す」と言ったとか…なんでその言葉が出るの？こんな一蔵でも、文化放送でしゃべる時は、これは言っちゃいけないなとか、ちょっと考えてるんですよ」
水谷（笑）
一蔵「落語家って、講座ではリアルタイムで生の声をお送りするので、それこそラジオとかテレビとかでは絶対言えない暴言ギリギリのところを言いますけど、ラジオの時はそれを脳で変換して、これはダメなんだという線を引いてしゃべってるんですよ。私レベルでも。そしたら井俣さんも岡崎さんも分かるでしょ？」
水谷「この番組を聞いて勉強しろってことですよ」
一蔵「家族もいるわけでしょ？ 自分ひとりで戦ってるわけじゃないんですよ。岡崎さんだって井俣さんだって今の地位にいるのは、自分のおかげだと思ってます？ そうじゃないんですよ、家族や周りの側近や、そういう方々の助けがあったから今があるんです。それを踏まえていたら、こういう言葉は出ないはずなんですよ。何を考えてんだと。もう『セイ！』ですよ」
水谷（笑）
一蔵「あっ、『セイ！』って『言え』ってことじゃないですよ。『say』じゃないですからね。『喝！』の方ですよ。がっかりです。もうちょっとちゃんとしましょう」
放送ではこの他、春の園遊会のニュースや、一蔵さんが小学1年の時の体重が今の水谷アナと全く同じ42.3kgだったことなど、様々な話題が飛び出します！ トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。
