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市川團十郎・市川ぼたん・市川新之助、親子の愛と絆にあふれる特別ポスターが公開 初春歌舞伎公演『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平-SANEMORI PARTⅡ-』

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斎藤実盛とひな鶴 特別ポスター

2024年1月6日(土)~25日(木)新橋演舞場にて、初春歌舞伎公演『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平-SANEMORI PARTⅡ-』が上演される。この度、特別ポスターが解禁となった。

昨年、十三代目市川團十郎白猿を襲名し、これまで以上に“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を胸に飛躍を続ける團十郎。古典歌舞伎の名作に新たな息吹を加えた『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平-SANEMORI PARTⅡ-』を新年の新橋演舞場で行う。

今回、公演に先立ち2枚の特別ポスターが公開された。

斎藤実盛とひな鶴 特別ポスター

先日行われたスチール撮影では、團十郎は斎藤実盛と常盤御前の2役の扮装の撮影を行った。どちらも瞳の中に強い意志を感じる凛とした立ち姿が印象的で、「いつの世も自らの運命は自ら切り拓く」「いつの世も親が子を想う気持ちは変わらない」という本作の大きなテーマを体現したカットが撮りおろされた。ぼたん、新之助それぞれの撮影の際には指先の形や目線まで丁寧に指導する團十郎の姿が。ぼたん、新之助自身も自分なりに模索する姿をみせ、骨太な古典作品に挑む緊張感と意気込みが感じられた。

常盤御前と牛若丸 特別ポスター

さらに常盤御前と牛若丸、実盛とひな鶴の親子ショットの撮影では、先ほどのソロショットの時と打って変わって、子を持つ親としての情愛が溢れ出る表情をみせる團十郎。前を見据える子供たちに寄り添う姿に、父としての素顔が垣間見えた。

家族の絆と普遍の愛を描いた本作に期待しよう。

市川團十郎 コメント

このたび、子どもたちと一緒にスチール撮影をさせていただきまして、ふたりとそれぞれに親子を演じることができることを改めてうれしく感じました。いつの時代も親が子を想う気持ちは変わらない、どのような世でも自分の運命(さだめ)は自分で切り拓くという現代にも通じる強いメッセージを持った作品の世界観を、このビジュアルを通して皆様に少しでも感じ取っていただけましたら幸いです。
骨太な作品で、かつてない台詞や動きの多さに子どもたちは苦労をするかもしれませんが、成長するためのよいハードルと思い、見守り、稽古を重ねてまいります。新年の幕開けに、家族の絆という普遍のテーマを描く物語を、ぜひお楽しみいただければと思います。劇場でお待ちしております。

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