星が追えない ぼやける! 壊れた天体望遠鏡をよみがえらせるプロジェクト開始【浜名区】
浜松市民なら子供の頃に一度は訪れる「かわな野外活動センター」。ここにある天体望遠鏡が老朽化と故障でうまく動かなくなってしまいました。修繕して子供たちにきれいな星空と夢を見せたい! 浜松市はクラウドファンディングを始めました。
かわなってどんなとこ?
かわな野外活動センター(通称:かわな)は、静岡県の西部にある浜松市浜名区引佐町の霧山の麓、標高270m~350mにあります。
霧山山頂まで登ると、天気がよければ北東に富士山を南西に奥浜名湖を眺めることができます。その他にも、豊かな自然林に囲まれ貴重な植物や小動物たちが生息しています。
いま天体望遠鏡はどうなっているの?
かわなにある天体望遠鏡は県内屈指の大口径で、小中学校の林間学校や、一般の方を対象とした星空観望などで活躍しています。
1989年の宿泊棟開所時に設置されて以来35年、たくさんの人に感動を届けてきましたが、経年劣化により天体望遠鏡の自動で星を追う機能(自動追尾装置)が壊れ、正確に動かなくなってしまいました。
この機能の更新と、コンピュータ制御で天体を見つける装置(天体自動導入装置)の新設で、すてきな星空をもっと楽しんでもらいたい!
そのためのふるさと納税型クラウドファンディングを7月17日から開始しました。
目標金額は100万円です。
寄付は2000円から
寄付は2000円から1万円まであり、寄付額のうち2000円を超える部分の額が税額から控除されます。
返礼品は、かわなで撮影された待ち受け画面や、しおり(浜松市外の方限定)、天体観測棟内への名前掲示があります。
支援金は、かわな天体望遠鏡の「自動追尾装置の更新」と「天体自動導入装置の設置」に充てられます。
■期間 7月17日(水)〜9月6日(金)
■目標金額 100万円 ※目標金額に満たない場合、全額返金
■問合わせ 053-457-2411(浜松市教育委員会 指導課)
文/浜松市