シュトーレン 食べ比べ
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~。なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
今日からいよいよ12月!
12月のイベントといえばそう!クリスマス!!
街にもクリスマスの装飾がされていたり、赤坂のアカサカサカスにも大きなツリーが出てますね。
今回はそんなクリスマスにまつわるスイーツシュトーレンを取り上げます。
実は、6年くらい前に杉山アナウンサーが生活情報で取り上げましたが、6年前よりはもしかすると、いろいろな場所で手軽に買えるようになっていますので、今回は気軽に買うことができるシュトーレンを食べ比べます。
そもそもシュトーレンとは?
シュトーレンはドイツで生まれた菓子パン。シュトレンとも呼ばれる。
発酵させたパン生地に、ドライフルーツやナッツを練り込み焼き上げ、粉砂糖をまぶしたもの。
ちなみに、シュトーレンはドイツ語で坑道を意味する言葉だそう。
本場ドイツではどう食べられているか?
アドヴェント(待降節)と呼ばれる、イエスキリストの降誕を待ち望む期間、つまり、12月25日のクリスマスまでの4週間にシュトーレンを少しずつスライスして食べる習慣があるそうです。
クリスマスまで毎日一切れずつ食べることを想定しているため、保存料なしでも日持ちするように作られています。
少しずつ食べるのがポイント!!
毎日少しずつスライスして食べることで、熟成が進み生地に素材の味が馴染んで味が深まる変化を楽しみます。
保存のコツはシュトーレンを端から切らずに、真ん中から切り始めること!!保存の際は、中心からカットして切り口をぴったりと合わせ、ラップでしっかりと包むと乾燥を防げます。
カルディで買える シュルンダー オレンジマジパンシュトレン
カルディでもさまざまな種類のシュトーレンが販売されていました。
こちらは、レーズンとオレンジピールを混ぜて焼き上げ、オレンジの爽やかな香りが
楽しめる、風味豊かなシュトーレンとのこと。重さはなんと500g! 結構ずっしりしてます!
スー小笠原:マジパンががっつり入ってて、これ美味しい。パサパサ感ゼロ。これはコーヒーと一緒に行きたいね。
カルディで買える シュルンダー オレンジマジパンシュトレンは500g で税込1,166円でした。ちょっと500g は多いなという方、安心してくださいミニサイズもありますよ!
紀ノ国屋 ミニシュトーレン
ドライオレンジ、ドライレモンを混ぜたフルーツ感あるシュトーレン。こちらは洋酒を使用しているそうなので、お子さんや苦手な方はご注意ください。そして、大きさですが、おまんじゅう2つ分、または小さな焼き芋ぐらい。
スー小笠原: ものすごい濃厚。空気含有率10%ぐらい。ぎゅっとしてます。ラムレーズンとオレンジピールの感じ。これもうハーゲンダッツのラムレーズン味そのもの。
紀ノ国屋 ミニシュトーレンは税込1,620円でした。
成城石井自家製 5種ドライフルーツのプチシュトーレン
水を使用せずバターと牛乳を使用し、クランベリー、オレンジピール、イチジクなどの5種類のドライフルーツとくるみを練り込んだ自家製のシュトーレン。こちらはなんと、食べやすい一口サイズになっているものが4つ入ってます!大きさはちょっと大きめの鶏団子ぐらい。もはやカットする必要もなし。こちらも洋酒を使用しているそう。
スー小笠原:意外にも一番重量とパンチ力があります。パンのつなぎとしてフルーツがあるぐらい。上の粉砂糖もすごく硬くて甘くて、これだよね、シュトーレンって感じ。
成城石井自家製 5種ドライフルーツのプチシュトーレンは、4つ入って、税込745円でした。
ガトーフェスタ ハラダ クリスマス シュトレン
看板商品のラスクグーテデロワ。でもお馴染みの、ガトーフェスタ ハラダからもシュトーレンが販売されています。クリスマスシーズン限定販売だそうです。大きさは、ラスクと同じくらいの小さなシュトーレンが個包装されています。
シュトーレンは、最後にバターやオイルなどの油脂をコーティングするのが特徴なんだそうですが、ガトーフェスタ ハラダでは、焼き上がったシュトーレンの表面にガトーラスクでも用いている自慢の澄ましバターを掛けることで、しっとりとした食感や味わい深さを生み出しているんだそう。こちらも洋酒を使用しているそう。
スー小笠原:スマッシュバターをかけているそうで、しっとりとした食感や味わいの深さを生み出してる。しっとりとした食感や味わいの深さはあるのに、でも軽やかな口当たり。
ガトーフェスタ ハラダ クリスマス シュトレンは、3個入りで税込972円でした。
今年の冬は、シュトーレンをじっくり味わいつつ、クリスマスまでの日々を過ごしてみてはいかがでしょうか?
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)