ネイルサロン「付け替えオフ」とは?オフのみでも利用してもいい?
ネイルサロンといえば、素敵なデザインのネイルをしてもらいに行くところ。でもネイルサロンには、もうひとつ大切な役割があるのをご存じですか?
それは、付けたネイルをきれいにオフしたり、爪のケアをしたりすること。健やかな爪を守るためには、オフやメンテナンスこそ、プロの力を借りるのがおすすめです。
ネイルをオフしたい時のサロンのメニューや、セルフでオフするメリット・デメリットについて解説します。
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ジェルネイルの付け替えオフとは
ジェルネイルをオフしたいときに利用するメニューとして、多くのネイルサロンでは「付け替えオフ」というメニューが用意されています。これは、今しているジェルネイルをオフして、そのまま新しいジェルネイルを施すメニューのことです。
ジェルネイルのメニューに「オフ込み」と書いてある場合も同じ意味です。一度爪をきれいにしてから、すぐに新しいきれいなネイルを楽しむことができます。
付け替えオフの場合、オフ料金がセット価格で割安になったり、無料になったりすることが多いのがメリットです。ジェルネイルを継続していきたいなら、付け替えオフを上手に利用しましょう。
ジェルネイルのオフのみとは
ジェルネイルの「オフのみ」というメニューは、今しているジェルネイルをオフして自爪の状態に戻すことです。少しジェルネイルをお休みしたい場合は、オフのみを選ぶとよいでしょう。
ただし、オフのみのメニューには、爪や指先のケアが含まれていないことが多いため注意が必要です。基本的には、付けていたジェルネイルをきれいに取り除く施術のみと思った方がよいでしょう。
ジェルネイルを長くつけていた爪は弱っている状態のため、自爪に戻すときはネイルケアを追加するのがおすすめです。
ジェルネイルのオフのみだと、値段の相場は2000〜5000円程度となっています。ネイルケアも同じくらいの価格相場なので、合わせると少し高いと感じるかもしれません。でもネイルを楽しめるのは健やかな自爪があってこそ。爪の状態に合わせた、丁寧なケアを意識しましょう。
オフは自分でしてもいい?
ネイルサロンでは、オフのみのメニューでもそれなりに費用がかかります。「オフするだけなら自分でもできないかな?」と考えることも多いでしょう。きれいなネイルを楽しむための施術と違って、ネイルのオフだけにお金をかけるのはもったいないと感じるのもよくわかります。
しかし、ジェルネイルをオフするためには、専用の溶剤や専門技術が不可欠です。自分で塗ったマニキュアを除光液で落とすのとは、方法がまったく違います。それを踏まえた上で、きちんと道具などをそろえて練習すれば、セルフでオフするメリットもあります。
基本的にジェルネイルはネイルサロンでオフするべきなので、デメリットもきちんと知っておきましょう。
セルフでオフするメリット
セルフでジェルネイルをオフするメリットは、お金がかからず、お店に行く手間や予約の手間が省けることです。自分の都合に合わせて、いつでも好きなとき・時間が取れるときにネイルをオフできます。学校や仕事の都合で急にネイルをオフしなければいけなくなったときや、ネイルの崩れや傷みが激しくてどうしてもすぐにオフしたくなったときも、自分でオフできればいつでも対応できます。
セルフでオフするデメリット
セルフでジェルネイルをオフすることには、いくつか大きなデメリットがあります。
まず、ジェルネイルのオフはそんなに簡単ではありません。専用の溶剤や道具が必要で、さらに知識と専門技術がなければ正しいジェルネイルのオフはできません。
ジェルネイルをオフする時は硬化した樹脂を爪やすりで削っていきますが、自分でやると間違って自爪を削ってしまうことも! 自爪を削ってしまうと爪が薄くなり、大ダメージを受けてボロボロになってしまう恐れがあります。ジェルネイルのオフは技術のいる繊細な作業なので、ネイルサロンへ行くことが基本なのです。
また、費用の面でも一概に割安とはいえません。専用の溶剤や道具をそろえるのに初期費用は発生します。何度も使うわけでなければ割高になってしまいます。オフしてすぐにまたジェルネイルを楽しみたいなら、サロンの付け替えオフでお得に施術してもらうこともできます。
オフした時の爪の状態や必要なケアを診断してもらえることもネイルサロンのメリットなので、やはり、できればオフのみだとしてもネイルサロンを利用した方がよいかもしれません。
「自店オフ」「他店オフ」の違いは?
ネイルサロンでのオフのメニューには、自店オフ・他店オフという言葉が出てきます。どんな違いがあるのかご存知でしょうか。
自店オフ
自店オフとは、ネイルサロンで施術してもらったネイルを同じお店でオフすること。ジェルの種類などがわかっているので、オフするのもスムーズに短時間で済みます。
付け替えオフなど、自店で施術したネイルをオフする時は割引サービスが使えるサロンも多いです。継続して同じお店でネイルをする場合は、基本的に自店オフの形になります。
他店オフ
他店オフとは、施術してもらったのとは違うお店でネイルをオフすることです。ジェルネイルにはソフトネイルとハードネイルがあり、オフの方法が違います。しかし見た目ではわからないので、他店で施されたネイルは種類がわからないことがあります。
自店オフと比べてオフするのに時間がかかる場合があるので、余裕を持って予約しましょう。情報が少なく手間がかかるので、他店オフは自店オフよりも金額が高く設定されている場合があります。
一方、最近では「他店オフ初回無料」がサービスになっているネイルサロンも見られます。これは美容室などの初回割引と同様、他のお店から自店へ乗り換えを促すためのマーケティングといえます。
ネイルサロンはオフのみでも利用してもいい?
多くのネイルサロンでは「オフのみ」のメニューも設定されています。ネイルのオフはプロにしてもらうのが一番なので、もちろんオフのみでネイルサロンを利用しても構いません。
ただし、初めてのネイルサロンでオフのみ利用したい場合は、あらかじめメニューを確認して予約しておいた方が安心です。
まとめ
ジェルネイルをオフする時は、できるだけ施術してもらったお店で落としてもらうのが安心です。お店を変えたい時も、自分で勝手にオフするよりも、新しいお店でオフしてもらった方がよいでしょう。
ネイルを楽しむためには、つける時だけでなく外す時もプロの施術が第一です。丁寧な施術で爪を大切にしてくれる、よいネイルサロンを見つけてくださいね。
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