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エバミルクと練乳って何が違う?意外と知らない両者の違いを解説!

オリーブオイルをひとまわし

エバミルクと練乳って何が違う?意外と知らない両者の違いを解説!

あまり聞きなじみのないエバミルクというキーワード。なんとなくミルクに関連するものだということはわかるものの、その正体は知らないという人も多いことだろう。対して練乳は多くの人が知るところ。今回は似て非なるものエバミルクと練乳の違いについて解き明かしつつ、エバミルクの正体について解明していこう。

1.エバミルクとは

エバミルクとは、無糖練乳と呼ばれるもの。その名の通り、甘さのない練乳を指す言葉である。牛乳を加熱殺菌したのち、半分以下に煮詰めたもの。厚生労働省発令の乳及び乳製品の成分規格等に関する省令、いわゆる乳等省令では、乳固形分25.0%以上のうち乳脂肪分7.5%以上のものと定められている。また容器に入れたあとに、摂氏115℃以上で15 分以上加熱殺菌することが基準とされている。無糖なので、もちろん甘みはなし。濃厚なミルクの味わいを楽しむことができる。ちなみに脱脂乳を使った無糖脱脂練乳も存在する。

エバミルクの作り方

エバミルクは、生乳を加熱殺菌して、濃縮をする。半分以上に濃縮したものを缶などに充填し、再度加熱殺菌をするため、非常に保存に優れている。缶を開けなければ、常温保存が可能な商品がほとんどだ。

エバミルクの由来

エバミルクの語源となったエバポレイトは、蒸発するという意味をもつ英語。牛乳の水分を抜き、濃縮する場合にも使われ、ここからエバポレイトミルクとなり、エバミルクと呼ばれるようになった。

2.エバミルクと練乳

練乳とは

いちごやかき氷には欠かせない練乳は、別名コンデンスミルクとも呼ばれている。乳等省令によると、乳固形分28.0%以上のうち乳脂肪分8.0%以上、水分27.0%以下、糖分58.0%以下のものと定められている。チューブタイプのものが多く、もちろん加糖なので非常に甘いところが特徴。粘度が高く、ねっとりとしたテクスチャーだ。

エバミルクと練乳の違い

最大の違いは、砂糖が入っているか否かという点。エバミルクは無糖、練乳は加糖。そのほか、濃縮度合いにも違いがある。

3.エバミルクの使い方

香港とエバミルク

香港ではエバミルクは非常にポピュラーな存在。ミルクティーやコーヒーには欠かせないし、マンゴープリンにかけることでも知られている。甘みがなく、ミルクの濃厚な味わいだけをプラスすることができるので、とくに飲み物にはおすすめ。初心者はコーヒーに加えて楽しんでみるとよい。

クリームシチュー

クリーム煮やシチューとエバミルクの相性はバツグン。エバミルクを使えば、こっくりとまろやかな味わいに仕上げることができる。どちらもルウなしでOK。バターで具材を炒めたら、小麦粉を加えてさらに炒め、スープやエバミルクを加えるだけ。よりコクを出したい場合は、仕上げに生クリームをプラスしてもよい。

自家製にトライ

実はエバミルクも練乳も自宅で作ることができる。実際、大量に使うものではないので、その都度、手作りするほうが効率的。使いきれずに捨てるなんてこともなくなる。作り方も簡単、大きめの耐熱ボウルに牛乳を入れて電子レンジで加熱するだけ。長時間レンジで加熱するので、途中でかき混ぜつつ、様子を見ながら行おう。自家製なので、保存期間は短め。作りたてを一気に使うくらいのつもりで考えると安心だ。練乳の場合は、牛乳200mlに対して50gの砂糖を入れて、加熱するだけ。どちらも小鍋で行うこともできる。練乳は焦げやすいので注意しよう。

結論

エバミルクとは、無糖の濃縮牛乳。コクのある味わいが特徴で、多くの場合、市販品は缶詰なので、長期保存が可能なところも嬉しい。甘みがない分、料理をはじめ幅広く使える優秀選手だ。練乳とは、砂糖が入っているか否かが最大の違い。自宅で作ることもできるので、まずは作ってみるのもよいかもしれない。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 渡邉里英

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