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【多摩市】多摩市教育委員会 多様な学びをサポート 「たまなびパスポート」導入

タウンニュース

たまなびパスポートの利用を呼びかける千葉教育長

 多摩市教育委員会(千葉正法教育長)は今年度から、学びの多様化の支援・促進を図る「学びの冒険パスポート たまなびパスポート」を市内の公立小中学校で導入する。平日に保護者などと学校を離れて、探究的な学習を行い、その学びを、学校の教育課程の一部として認めていく仕組み。

2つの学習スタイル

 たまなびパスポートは、学習の出発点を学校として、子どもたちが家庭や地域、自然、他自治体、デジタル空間などへと自ら学習の選択肢を広げられるようにする制度。平日にそこで学んだ時間は学校の学習の一部となり、総合的な学習の時間の一部として出席扱いになる。そのような学習を後押しするため市教委は、都内で初めて、2つの学習スタイル「ラーケーション」と「デュアルスクール」を設けた。

 ラーケーションは、平日に保護者などとともに、施設や地域で学ぶこと。デュアルスクールは、保護者と一緒に一定期間、多摩市の在籍校を離れて都外の学校で学ぶといもの。市教委では家族と一緒に施設見学やイベント、地域行事、ボランティアへの参加、多摩川流域や農園での自然体験、友好都市・長野県富士見町にある学校での授業参加、ICTを活用したデジタル空間での学びなどを想定している。千葉教育長は「学校の授業で学んだことを、実際の現場に行って調査したり、見学したりする機会になれば」と話す。

 市教委によると制度導入の背景として、市では「2050年の大人づくり」をスローガンにESD(持続可能な開発のための教育)を推進してきたことから、たまなびパスポートにより、家庭や地域と連携した探究的な学びを深め、地域間の多様な学びを保証するというものなどがある。

保護者と一緒に

 千葉教育長は「一番大きな観点はどちらのスタイルも保護者が参加するということ。子どもたちが今どのようなことを学んでいるのか知ってもらい、一緒に取り組んでほしい」と話していた。

 たまなびパスポートの利用には、保護者による学校への事前届け出が必要。取得可能日数は年間3日から5日程度となっている。体験的・探究的な学習活動であることや学習記録の提出などが出席の要件となる。

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