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【横須賀 イベントレポ】マイナビJapanCup Yokosuka 2026 - 雨空を熱狂に変えた4日間

湘南人

© Naoki Gaman / JFBF

一般社団法人全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF)と 横須賀市は、2026年6月4日(木)から7日(日)までの4日間、ヴェルニー公園 にて「マイナビJapanCup Yokosuka 2026」を開催しました。
大会では、「パーク」と「フラットランド」の2種目を実施。
今年も、UCI(国際自転車競技連合)が認定する「C1」カテゴリーの国際大会として開催され、国内トップクラスのライダーに加え、海外からも多くの選手が出場しました。
最終日は、開始から今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが、そんな空模様を吹き飛ばすような熱気が広がっていました。

スピードと高さに圧倒されるBMXパーク

会場に姿を現した巨大なBMXパーク。その高さと角度を目の前にすると、思わず息をのみます。
BMXパークは、東京2020オリンピックから正式種目となった注目のアーバンスポーツ。大小さまざまなセクション(ジャンプ台)が配置されたコース内で、制限時間中にエアトリックや独創性、完成度を競います。

会場に設置されたジャンプ台の高さは最大約3メートル。
選手たちは勢いよく助走をつけると、一気にパークを駆け上がり、空高く舞い上がっていきます。

自転車ごと宙返りを決める大技、片手を離して空中でバランスを取るトリック、車体を横に大きく傾けながら飛ぶダイナミックなジャンプ。滑らかにつながる動きはまるで空中を“流れる”ようで、観客の視線を釘付けにしていました。

高さのあるジャンプでは、選手の体が観客席や周囲の建物よりも高く見える瞬間も。
「こんな高さまで飛ぶのか」と驚きの声が上がり、技が決まるたびに会場からは大きな拍手と歓声が湧き起こりました。
横須賀の空を背景に、次々と披露される迫力満点のエアトリック。
スピード、技術、そして度胸がぶつかり合うBMXパークの魅力を、間近で体感できる熱気あふれる時間となっていました。

華麗なバランス技「フラットランド」

BMX競技の中でも、繊細な技術とバランス感覚が求められる「フラットランド」は、平らな面の上で技を披露する競技です。
選手たちは、自転車の前輪や後輪だけでバランスを保ちながら回転。ハンドルやフレームに足を掛け、音楽に合わせて、ダンスを踊るように滑らかな動きを見せていました。

特に印象的だったのは、女性ライダーたちの華麗な技です。
しなやかな動きの中にも力強さがあり、難易度の高い技を次々と成功させていきます。

片足で車体をコントロールする技や回転するトリックなど、次々と繰り出される高度なパフォーマンス。
「止まらずに乗り続けられるのか」と驚くほど繊細なバランスで、観客を惹き込んでいきます。
フラットランドは、技術だけではなく、“魅せる美しさ”も大きな魅力。自転車と身体が一体となった優雅な動きに大きな歓声が響きました。

アーバンスポーツならではの自由なカルチャー

今回は、2歳のキッズライダーから40代後半のベテラン選手まで、幅広い世代のライダーたちが出場。世代や性別を超えて、一緒に楽しめることも、BMXの魅力の一つです。

BMX経験者でもあるDJが、技の見どころや難易度を分かりやすく紹介しており、初心者でも自然と競技の世界に引き込まれていきます。
会場には、買い物途中や犬の散歩の途中に立ち寄った人たちが思わず足を止める姿も。選手、観客、スタッフが一体となって盛り上がる空気感には、フェスのような開放感がありました。

期間中は、真夏のような暑さの日もあれば、雨が降り、少し肌寒く感じる日も。
そんな中、会場ではオリジナルロゴ入りのビールやかき氷も販売。ドリンクやフードを片手に観戦を楽しむ来場者の姿が印象的でした。
競技としての迫力だけでなく、音楽やファッション、空間そのものを含めて楽しめるのがアーバンスポーツの魅力。年齢や経験を問わず、誰もが気軽に同じ時間を共有できる自由で心地よい空間でした。

来年の開催にも期待

最終日の7日(日)は、あいにくの雨模様となり、パーク男女エリート決勝やフラットランド男子決勝を含む一部競技が中止になり、最終順位は予選結果をもとに決定されました。
フラットランド男子エリートで優勝した莊司ゆう選手は、「天気予報を事前に確認していました。予選の段階で高得点を取れるよう、攻めた試合を意識しました。今後は国内の大会でシリーズ優勝を目指したい」と笑顔でコメント。
雨による悔しさが残る最終日となった一方で、予選から全力で挑む選手たちの姿勢が結果につながった大会でもありました。
公式発表によると、エントリー数はパーク142人(うち海外選手14人)、フラットランド77人。4日間の来場者数は32,407人にのぼり、多くの人がアーバンスポーツの魅力を体感しました。

世界レベルのトップライダーから未来のスター選手まで、多くのライダーたちが横須賀に集結する「マイナビ JapanCup Yokosuka」。
来年は、さらに進化したトリックや新たなドラマが生まれるかもしれません。
ぜひ会場で、選手たちが空を舞う迫力と、アーバンスポーツの熱気を体感してみてはいかがでしょうか。

マイナビ JapanCup Yokosuka 2026

開催期間

2026年6月4日〜6月7日 9:00〜16:00

開催場所

横須賀市ヴェルニー公園 いこいの広場
住所:神奈川県横須賀市汐入町1丁目1
駐車場:なし

参加費

無料

主催

一般社団法人 全日本フリースタイル BMX 連盟(JFBF)

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