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『WEAPONS/ウェポンズ』監督、次は『バイオハザード』新作映画を撮影中 ─ 主演はホームレス役俳優、「ゲームの伝統を尊重したい」

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世界的人気ゲーム『バイオハザード』のリブート版映画が、いよいよ本格的に始動している。新たに監督を務めるのは、『WEAPONS/ウェポンズ』が話題のザック・クレッガー。「ゲームの伝統を尊重しながら、新しいストーリーを紡ぎたい」と意欲を語った。

本作はミラ・ジョヴォヴィッチ主演『バイオハザード』シリーズ計6作、2021年のリブート版『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を経た完全リブート版。製作はシリーズ過去作のコンスタンティン・フィルムが担当し、共同脚本には『ジョン・ウィック』シリーズのシェイ・ハッテンが就任した。

2026年9月の米国公開に向けて、クレッガー監督らは2025年10月からチェコ・プラハで本撮影を実施中。ストーリーは謎に包まれているが、米によると、キーワードは「不運な配達人」と「謎の小包」「変異した生物」「企業の陰謀」だという。主演は『WEAPONS/ウェポンズ』で薬物依存症のホームレス、ジェームズ役を演じたオースティン・エイブラムスだ。

原作ゲームの大ファンを公言し、シリーズ全作をプレイしているというクレッガーは、ゲーム版『バイオハザード』を「特別で先駆的だった」と米にて語っている。

「ゲームのペース配分は独特かつ効果的でした。キャラクターがある場所から別の場所へと向かうことにきちんと焦点を当て、恐怖の試練を乗り越えることを承知のうえで、綿密に計画し、思慮深く行動しなければならない。それがクールで、映画的だったのです。だからこそ私は、ゲームの伝統を尊重しつつ、ゲームの世界観で新しい物語を紡ぎたいと考えています。」

ただしクレッガーは、以前から“原作回帰”を宣言しつつ、その世界観をすべて再現するよりも「ゲームをプレイする体験の本質をとらえたい」と意欲を。「(ゲーム版には)どの作品にも暗い通路の入り口に立たされる瞬間があります。銃弾は残り一発しかなく、暗闇には恐ろしいものが待ち受けている、そして自分を奮い立たせる──これこそすべての『バイオハザード』が完璧に実現してきたものです」と。

ちなみに、ポッドキャスト「」にて、クレッガーは「世界観は(ゲームの)『2』『3』に近いと思いますが、トーンは『4』のほうに近い」と予告。「自分らしい感性とトーン」の作品になりつつあるとしながら、「ゲームのファンも喜んでくれるはず」と自信をにじませた。

そのほか、出演者には『リチャード・ジュエル』(2019)『クルエラ』(2021)などのポール・ウォルター・ハウザー、「セヴェランス」(2022-)のザック・チェリー、「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」(2024)のカーリー・レイス、俳優・コメディアンのジョノ・ウィルソン。

リブート版映画『バイオハザード』(正式タイトル未定)は2026年9月18日に米国公開予定。米配給はソニー・ピクチャーズ。

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