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高津工友会タカツクラフト 「給餌バケツ」最優秀賞 新江ノ島水族館と開発〈川崎市高津区〉

タウンニュース

バケツの加工を行った平宮健美さん(福田市長隣り)と新江ノ島水族館飼育部の島森麻衣さん(左から2人目)

「スマートライフスタイル大賞」の表彰式が先月、川崎市役所で行われた。これは省エネや節電等のCO2削減に貢献する優れた取り組みを称えるもの。区内の協同組合高津工友会の青年部から構成されるモノづくり団体「タカツクラフト」が最優秀賞を受賞した。

タカツクラフトの取り組みは新江ノ島水族館(藤沢市)の飼育スタッフが用いる「給餌バケツ」の改良(本紙9月1日号・既報)。これまでのプラスチック製バケツを刷新し、ステンレス製を採用した事でプラスチックの廃棄問題をクリア。さらに餌の鮮度を保てるメリットもあり、飼育動物の健康維持にも寄与している点などが評価された。

また表彰式典の中では、制作チームによる工夫点や、新江ノ島水族館のホームページで飼育を担当している島森麻衣さんが日誌で綴った「給餌バケツ」の制作過程や、飼育動物たちへの思いも話題に上がった。

表彰式を催したCC川崎エコ会議の足立芳寛会長(写真左端)は「とても素晴らしい取り組み。色々な水族館に広がって欲しいですね」などと述べていた。

改良された給餌バケツ

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