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今さら聞けないエギングのキホン:「釣れる潮」と「釣りにくい潮」とは?

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「釣れる潮」とは(提供:WEBライター・野中功二)

エギングにおいて、釣果を左右する要素の一つが「潮」。今回は釣りやすい潮と、釣りにくい潮の対処法を紹介します。

潮流

海では常に何かしらの流れが存在しており、それを「潮流」と呼びます。この流れには様々な種類があり、エギングゲームにも強く影響します。代表的な潮流パターンと対処法を紹介していきます。

潮流がエギングに影響を与える(提供:WEBライター・野中功二)

払い潮

払い潮とは、自分側から沖向きに流れる潮で、ラインにテンションを掛けやすく、真っ直ぐに安定してエギをフォールさせることができ、「釣りやすい潮」と言えます。

ただ、あまりにも払い出しが強すぎる場合、ラインを張るとエギが浮き上がってしまう様な状況では、沈下速度の速いエギに変えるか、追加シンカー等で調節すると良いでしょう。

当て潮

よく、言われる当て潮とは、払い潮とは逆で自分側へ向かって流れてくる潮です。エギも手前へと流されるため、ラインテンションも張り難く、アタリを取ることにも苦労するので、「釣りにくい潮」の代表と言えます。

左右の流れ

左右への適度な流れは、潮の流れを利用し、キャストしている位置から扇状に広く探ること(ドリフト)もできるので、比較的「釣りやすい潮」と言えます。

しかし、潮流が速い場合では、アッと言う間に流されてしまうこともあるので、流されることを想定して潮上にキャストしたり、広いポイントであれば流れに合わせて移動、もしくは向きを変えて対応しましょう。

ウネリ&底揺れ

ウネリが発生するのは様々な原因がありますが、ウネリのある状態ではエギを安定させることが困難なだけでなく、釣りをすること自体危険な場合があるので、安全を考慮し釣りを中止、もしくはウネリの入っていない湾内や港へ移動しましょう。

荒れ後、浅場では底揺れ(海底の流れが前後に振動する)が残る場合があり、ウネリと同じくエギを安定して操作することが困難なため、エギングには不向きです。

潮色・水質

続けて、海水の透明度や色についても同様に代表パターンを紹介していきます。

水色の変化にも注意(提供:WEBライター・野中功二)

澄み潮

海中の透明度の高い状態。視覚で狩りをするアオリイカにとって、澄み潮はエギを発見してもらいやすい反面、見切られやすいということも言えます。

濁り潮

様々な原因で起こる潮の濁りですが、うっすら濁っている程度では、澄み潮とは逆にアオリイカの警戒心を和らげ、エギを見切られ難くする効果があるので、「釣りやすい潮」と言えます。濁りの程度によっては視覚を頼りに補食を行うアオリイカからエギを発見しにくくなる可能性もあります。

赤潮

赤潮とは、海中のプランクトンの異常繁殖により起こる現象で、高水温期に発生します。海面に赤茶色の帯の様に目視でき、海水中の酸素量が著しく低下するので魚の活性も下がります。

水潮

水潮とは、大雨や、雨後に河川から流れ込む真水によって、海水の塩分濃度が下がってしまう現象で、塩分濃度に敏感なアオリイカをターゲットとするエギングにとっては「釣りにくい潮」と言えます。

水温

最後に、水温についても高水温と低水温に分けて紹介していきます。

温度と活性の関係とは(提供:WEBライター・野中功二)

高水温

アオリイカは元来、暖かい潮を好むイカなので、高い水温にも比較的強い種と言えますが、急変は嫌いますので水温の安定がキーポイント。また真夏の高水温期では海中の酸素濃度が低下している場合、濁りや赤潮が発生しやすい状況になるので、そのような場合には潮通しの良いポイントを狙うと良いでしょう。

低水温

アオリイカは活動限界が15℃位と言われており、低水温期ではエギへの追いが鈍くなります。

冬場では、水温の変化しにくい深場や、低いなりに数日水温が安定している場所を選択すると良いでしょう。

潮位には細心の注意を

足場の低いシャローエリアや磯場では、潮位によりガラっと表情が変わります。潮位が低い時には露出して難なく渡れていた岩が、潮が満ちると水没し帰れなくなってしまうことや、波が高くなれば飛沫をかぶってしまったり、最悪の場合波にさらわれてしまう事故にもつながります。釣りに夢中になるあまり周りの状況を見落とすと、取り返しのつかないことにもなりかねません。

安全第一で楽しもう(提供:WEBライター・野中功二)

そのポイントでの入釣できる潮位や当日の風・波予測を確認し、危険の無いプランを立てる様にしましょう。

<野中功二/TSURINEWS・WEBライター>

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