八幡堀の古民家で愛犬と過ごす癒しのひととき。サイフォンコーヒー専門店『仁之助コーヒー』
【仁之助コーヒー/滋賀県近江八幡市】
「八幡堀」のほど近く、
近江八幡の歴史ある町並みに佇む『仁之助コーヒー』。
2024年3月にオープンした、サイフォンコーヒーの専門店です。
趣ある古民家で、丁寧に淹れられたコーヒーを味わいながら
ゆったりと過ごす贅沢なひととき。
芝生が広がる庭では、愛犬とのんびり過ごすことも。
サイフォンが奏でる音とあたたかいひかり、
薫り高い一杯が、訪れた人の心を癒します。
歴史の町並みに佇む古民家のコーヒー店
滋賀県近江八幡市の歴史深い美しい町並み。
その一画にある『仁之助コーヒー』は
サイフォンコーヒーの専門店というめずらしいお店。
時代劇や映画のロケ地としても知られる「八幡堀」のほど近くに
2024年3月22日にオープンしました。
古民家をリノベーションした建物の先には
青々とした八幡山が顔をのぞかせています。
引き戸を開けると、出迎えてくれたのは看板犬のサスケ君。
毎日いるわけではないので、会えた人はラッキーです!
吹き抜けの開放感ある店内は
木の温もりがあたたかく、どこか懐かしい雰囲気。
ゆったりと過ごせるよう、
町並みに溶け込むような内装作りを心がけたそう。
新しいものと歴史が調和して創り出された空間。
古い部分で、なんと築300年もの時が経っているんだとか!
大事に手入れされ引き継がれてきた建物は、
様々な時代に使われてきた痕跡を残しながら、
今もなお人々に憩いの場を提供しています。
大きな窓の向こうには芝生の庭が広がり、
アウトドア気分を楽しめるテントも設置されています。
こちらのテラスや店内の一階部分では
愛犬も一緒に過ごすことができるので、
散歩の途中で訪れる人も多いそうですよ。
まるでアートのようなサイフォンコーヒー
店内で目を引くのは、ずらっと並ぶガラス器具。
サイフォンコーヒーとは
蒸気圧を利用してコーヒーを抽出する伝統的な方法で、
その抽出過程を間近で楽しめるのも特徴のひとつなんです。
ガラスの中で幻想的なひかりが揺らめき、
丁寧に時間をかけて抽出される様子は、まるで一杯のアート。
ひかりの美しさと“コポコポ”とほのかに響くやわらかい音は、
人々を惹きつけ、海外から訪れた方も
その光景を興味深く楽しんでいるそうです。
壁一面に並んだ個性豊かなカップたち。
信楽焼のカップや鉄製のカップなど、
たくさんの中からお気に入りを選ぶことができます。
抽出されたコーヒーを自分で選んだカップに注いでもらうと、
まるで自分だけの特別なコーヒーが出来上がったような、そんな感覚に。
『仁之助コーヒー』の定番メニュー“堀”と“山”は
この町を象徴する「八幡堀」と「八幡山」を
イメージしたオリジナルコーヒー。
サイフォンコーヒーの幅広い香りと深い味わいを
存分に堪能できる2杯です。
ハーブティーもサイフォンで入れてくれるので、
コーヒーが苦手な方でも楽しめますよ!
こだわりのユニークなオリジナルフード
フードメニューも充実していて、自家製の焼き菓子や
土日には、その日に焼き上げたパンもいただくことができます。
こちらの見覚えのある魚の形をした小さな容器。
中身は醤油…ではなく、なんとコーヒー!
これは、プリンに合うように研究されて作られた、
“プリンにかける専用”のコーヒーなんです。
カラメルのような程よい甘みがあり、
滑らかなプリンと絶妙にマッチしています。
フードやドリンクはテイクアウトすることもできるので、
歴史ある街並みや八幡堀の観光、散歩のお供にもぴったりですよ!
誰もがゆったり過ごせる憩いの場所へ
今回お話を伺った大崎さん。
お店のデザインや建築、接客など幅広く携わっていて、
『仁之助コーヒー』のロゴも作成されたんだとか。
「このあたりではコーヒー店が少ないので、
地元の人たちや観光客の方、そして犬も一緒に、みんながゆっくり休める
憩いの場所を作りたいという想いで『仁之助コーヒー』をオープンしました」
そんな想いが詰まった空間で、心地よく過ごすひととき。
サイフォンが奏でる優しい音、幻想的なひかり、
豊かな香り、奥深い味わい…
『仁之助コーヒー』で、ゆったりと
五感を満たすコーヒー体験はいかがですか?
(取材・写真:しがトコ編集部 文:熊谷明日香)
『仁之助コーヒー』の店舗詳細
住所 滋賀県近江八幡市新町1丁目29 営業時間 10:00~18:00 定休日 火曜日・第二水曜日 instagram https://www.instagram.com/jinnosuke_coffee/
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