フリマで福祉貢献 出店料、社協に寄付〈川崎市麻生区〉
地域密着、福祉参加型の「福祉応援!王禅寺フリーマーケット」が10月22日、新百合ヶ丘のマプレ専門店街歩行者通路で開催された。区内外から多くの人が訪れ、盛り上がりを見せた。
同フリマは2019年に地域の福祉向上、交流拠点づくりを目的に、田園調布学園大学の協力のもと、同大キャンパスで初めて実施。今回、4年ぶりの開催となった。
天候にも恵まれた当日、飲食合わせ64区画が出店。掘り出し物を探そうと、地元だけでなく、多摩区や高津区から訪れた人たちも。ご当地アイドルの川崎純情小町☆のチャリティーステージ、大道芸人のパフォーマンスも会場を盛り上げた。
主催した同実行委員会は、今回の出店寄付金、会場内の寄付金、計7万2400円を柿生地区社会福祉協議会を通じ、障害者福祉施設に寄付する予定だという。香川和彦実行委員長は「コロナで中断していたこの活動を20年、30年と続け、地域に根差した福祉参加型フリマにしていきたい」と今後の展望を語った。