サワラキャスティングでサゴシ5連発!【三重】ナイトボートシーバスでは67cm頭に40匹超
11月1日、三重県桑名市の港から出船して、サワラキャスティングとシーバスゲームを楽しんだ。
伊勢湾でボートキャスティング
まずはサワラキャスティングから。港に午前6時に集合し、準備を済ませて出船。風とうねりが残っていたので、うねりがきつくない本命ポイントの手前の水深25mラインを探る。
当日のタックルは、モンスターキスハンターズHT‐6×4S、リールがツインパワー4000XG、ラインがPEライン1.2号、リーダーがフロロカーボン25lb、ルアーはアクアウェーブメタルマジックTG40gピンクゼブラグローカラーだ。
キャストして底まで沈めたら、速巻きで一気に巻き上げていく。すると釣友の宮地さんのブレードジグにヒット。ロッドが大きく曲がりラインが出ていく。少しやり取りしたが、フックが折れてバラシとなってしまった。
65cmサゴシをキャッチ
やがて風が収まりうねりも小さくなったので、本命ポイントに向けて走る。目標の伊勢湾シーバスを東に抜けて常滑沖の28m前後に到着。
多くの船が集まっていたが、あまり釣れていない様子だ。しかし、魚探には時折サワラらしき反応が出る。宮地さんはジャクソンサゴシチューンのストップ&ゴーでサゴシをヒットさせる。
この1匹でやり切る道筋が見えた。チャートバックゼブラを超速巻きで一気に巻いてくると、20m以上巻いたところでガツンとヒット。走りをいなしてキャッチしたのは、65cmのサゴシだった。
サゴシ怒とうの5連発
ここから怒とうの5連発。70cmから60cmの、いわゆるサゴラを連発した。周囲の船が沈黙するなか、ヒットパターンはブレードジグを底まで沈めてからの超速巻き。上から3~5mの浅いレンジでヒットしてきた。そして正午を回ったころにストップフィッシング。
伊勢湾でナイトシーバスゲーム
翌2日は港に午後8時に集合し、釣友の坂倉さんを加えて3人で出船。タックルは、ロッドがモンスターキスシンキロウ ケアラシ72/77MS7、リールがシマノツインパワーC3000、ラインがPEライン0.8号、リーダーがフロロカーボンライン14lbだ。
まずは国道23号線の橋脚からスタート。明暗の境目を攻める。坂倉さんはバイブレーション、私は7gのジグヘッドにエコギア熟成アクア活メバルミノー1.6inをセットしたもので探る。
だがここではセイゴをキャッチしたのみで、川越シーバスまで移動することにした。
当日最大67cmシーバスキャッチ
到着すると7~8cmのイワシらしきベイトを捕食するシーバスのライズが見えた。
そこでベイトのサイズに近いブルーブルーブローウィン!80Sのチャートバックパールを明暗の奥にキャスト。スローのタダ巻きで引いてくると、1本目の橋脚を越えた瞬間にヒット。エラ洗いを見せてネットに収まったのは、65cmオーバーのシーバスだった。
ボートシーバスが初めての坂倉さんも、ミノーでセイゴクラスを連発。だがサイズが伸びない。
私がキャストコースとヒットしそうな橋脚際をアドバイスすると、良型がヒット。力強いファイトを堪能して、この日最大の67cmのシーバスをキャッチした。
67cm頭にシーバス40匹以上キャッチ
その後、私も60cmクラスを2匹キャッチ。どうもロール系のミノーに反応するようだ。坂倉さんにもそのことを伝えると、63cmのシーバスをキャッチしていた。
私も新たなパターンはないかシャロー系ルアーを試すが、セイゴクラスが連発する。もう一度ブローウィン!80Sに戻すと、良型シーバスがヒットする。ベイトのシルエットと動きに近いミノーがトリガーとなって、サイズアップするのかもしれない。
そんななか宮地さんはトップウオーターで、マダカからセイゴクラスを連発させ楽しんでいた。
結局、67cm頭にシーバスを40匹以上キャッチ。午前1時すぎにストップフィッシングとした。
<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年11月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。