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6歳児が描いた絵 両親が担任に呼び出されるも「全くの勘違い」で物議

Techinsight

6歳男児が学校で描いた“家族の絵”が注目されている。両親は担任の先生に呼び出しを受けたというが…(写真はイメージです)(画像は『Kidspot 2023年5月9日付「My six-year-old’s teacher called an emergency meeting about his drawing」』のスクリーンショット)

6歳男児が学校で描いたユニークな“家族の絵”が最近、SNSを賑わせている。その絵は、父親によってSNSに投稿され、昨年に子育てやライフスタイルを中心とした豪ニュースメディア『Kidspot』などが取り上げて話題となったが、ここにきて再び注目されているようだ。男児はいったいどんな絵を描いたのか?

心の状態や欲求を反映し、不思議な魅力がいっぱいと言われる子供の絵。6歳男児はある日、学校で家族の絵を描いたところ、両親が呼び出しを受けたという。

男児が白い画用紙にのびのびと描いたのは、父、母、自分、そしてもう一人のきょうだいと思われる家族4人で、見ようによっては様々な解釈ができるユニークなものだった。

そして父親は学校訪問を終えた後、SNSで息子の絵を公開し、次のように説明した。

「6歳の息子からメモを渡されました。それは担任の先生からで、『緊急に話があるから』と呼び出しを受けたのです。そこで息子に何か心当たりがあるかどうか聞いてみたところ、彼は『先生は僕の絵が嫌いだったんだ』と答えました。」

「翌日、私たちは学校に行きました。すると担任の先生は、息子の絵を見せてこう言ったのです。」

「『息子さんに家族の絵を描くように言ったところ、彼はこれを描きました。この絵について説明をしていただけませんか?』とね。」

「すると妻は『もちろんよ』と答え、このように説明したのです。」

「家族の休暇ですよ。バハマ沖でシュノーケリングをしたのです。」

なおこの投稿は、SNSの教師のコミュニティグループなどでも公開され、次のようなコメントが寄せられた。

「この絵のために緊急の話し合い? 絵が最高だとは言えないけれど、シュノーケリングだって分かるわよね。だってシュノーケルの上から泡が出ているもの。」
「想像力が全くない教師だったのね。」
「私はこの教師と同じことを想像してしまったよ。」
「まず子供に質問すべきだったわね。両親を呼び出すことではないわ。」
「なんて教師なの? 子供は純粋なのよ!」
「心にトラウマを抱えている子はいるけど、そうではない子もいる。それを見抜けなかった教師は大きな間違いを犯したわね。」
「いや、教師の勘違いかもしれないけれど、念には念を入れるのはいいことだと思う。何かあってからでは遅いから。」
「どんなことでも両親に伝えるのが教師の務めよ。」
「6歳児の言うことでしょう? やはり親を呼んで正解よ。」

ちなみにブラジルでは2022年、45歳の男(名前は明らかにされず)が児童への性的虐待容疑で逮捕された。男の関与が浮上したのは学校で少女が描いた1枚の絵で、教師が異常に気付いたという。

画像は『Kidspot 2023年5月9日付「My six-year-old’s teacher called an emergency meeting about his drawing」』『Sierra Carter 2023年1月17日付TikTok「I can’t make this crap up.」』『The Sun US 2021年8月12日付「DOODLE DITCHED Boy’s innocent Olympic drawing removed from Facebook for being X-RATED」(Credit: Triangle News)』『G1 2022年6月6日付「Homem é preso suspeito de estuprar criança após menina entregar desenho para professora relatando abuso em Itumbiara」(Foto: Reprodução/TV Anhanguera)』『Duvar English 2021年6月29日付「Turkey enraged over release of parents who abused ‘sold’ kids for sex」』『7NEWS.com.au 2021年4月16日付「Drawing done by five-year-old leads to parents’ murder conviction over her death」(Credit: AsiaWire/AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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