岸田総理が退陣表明!この3年間を天気に例えるなら、どんな天気?
台風の進路も気になるところですが、今週のニュースは何と言っても、岸田総理の退陣表明。唐突にやってきましたよね。昨日の新聞はオリンピックムードから一変し、岸田政権一色に。
そこで今日は、こんな目線で聞いてきました。
「岸田政権の3年間、天気に例えるなら、どんな天気でしたか?」
土砂降り!嵐!大雪でもいいよ!大荒れ!!
「土砂降りですかね。ずっと雨だけ、晴れ間はなかった。小降りは多少あったかもしれないけど、まあ、土砂降りですね。明日からの台風みたいなもんですね。」
「嵐というか、嵐に近いような、ちょっとマズイ状態。今から台風来るような感じの。最初の頃はすごく良かった、晴れですね。段々、段々おかしくなって、今こう辞めていく状態、嵐になったんじゃないの、どうにもならなくなっちゃった、そんな感じ。」
「土砂降り、たまに晴れる、稀に晴れるだね。たまにじゃない、稀に晴れる。(基本は)土砂降り、大雪でもいいよね。ひどすぎる、大荒れ。」
「なんでしょうね。庶民的には寒々とした雰囲気もあったんで、例えが適切かどうか分からないけど、アラスカのなんかどよ~んとした、寒々しい、なんか心がちっとも温まらない、どんよりと重た~い3年間だった。」
相当な悪天だった印象ですね。
稀に晴れた時もあった、最初は晴れていた、という声もありましたが、基本、土砂降りで、最後は台風のような荒れ模様、とのこと。たしかに、今、晴れ間が見えていたら、退陣表明はしなかったでしょうからね。
曇り時々晴れ間。薄日ね。ずっと薄曇り!
ただ、最悪の空模様だけではなかったんです。こんな声も多くありました。
「曇りのち雨ですかね。時々、晴れ間が差していたかなというね、薄日ね、ホントの。あれ、良くなるかな~というようなイメージがあったけれども、すぐ曇っちゃったみたいな。」
「薄曇りでしょう。岸田政権の晴れ間はね、私の見たところないですね。薄曇りです、ずっと。土砂降りとか、そんなにひどい状況ではないです。だって日本経済見て下さい、そんなに悪くないですよ。」
「まあ、割に晴れ間を、それなりに作られたんじゃないかなと思いますよ。晴れたことの一つの証左としては、何だかんだ言ったって、株価がこんだけ上がって、その仕組みの裏に何があるかは別にしてもね、現象を引き起こすことの一つの一因はとってるんじゃないかなという意味では、晴れ間を少し作ってくれたんじゃないかなと思いますけど、でも、日本そのものが全然晴れませんからね。」
「曇り、ずっと薄曇り。晴れ間がない感じ、雨が降らないからダメなんだよ。雨降らないと晴れないじゃん、だって。出たね、名言!」
曇り・・・可もなく不可もなくっていう感じですね。政権としてはどうなんだろう?という評価ですが、先程の悪天よりはマシに感じちゃいますね。
晴天という人は、残念ならいませんでしたが、薄曇りという人が割といたということは、そこまで悪くない、というか、多少なりとも?期待値も含めて大きかった?というような印象があります。
政治家としての胆力の無さが、霧雨。ある意味一番イヤよね、霧雨って。
そして、こんな天気で例えてくれた人もいました。
「土砂降りとは言わないでけど、霧雨ですかね、ずっと。
なんかね、口だけはあれじゃないですか、なんか、こうね、言ってる内容はこう言っちゃ失礼ですけど、ある一定の話す能力があれば誰でも言えるようなことを言ってるだけ、中身がですよ。本当、失礼を承知で言ってますけど、言ってる内容は本当にそんな感じをずっとしていたので、私はメモを取るのが得意です・・なんてありましたけど。
うーん、ま、何て言ったらいいんですかね。政治家として胆力がない、っていうんですか。胆力って、政治家はすごい大事だと思うんですよ。(その印象が)霧雨ですね。霧雨ってある意味、一番イヤというかね、普通に生活をしててもね。一番イヤじゃないですか。傘を差そうかどうしようかな、みたいなね。そういう印象です。」
霧雨・・・。実に微妙で、曖昧な、ハッキリしない、モヤモヤっとする感じを表現しています!
政治家として胆力がない、と言ってましたが、「胆力」とは辞書を調べてみますと、事にあたって、恐れたり、尻込みしたりしない精神力。ものに動じない気力。肝っ玉。・・・と書いてありました。
新しい政権になって、天気が回復するといいけど、さて、どうなりますか!?
(TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ』取材・レポート:近堂かおり)