神奈川県ユニセフ協会 川崎駅で募金呼びかけ 市内中学の生徒も参加〈川崎市川崎区・川崎市幸区〉
神奈川県ユニセフ協会(梅原出会長)は12月2日、JR川崎駅東口での街頭募金を4年ぶりに実施した。
今回のテーマは「今、子どもたちの命を守る行動を〜すべての子どもに予防接種を」。コロナ禍で6700万人の子どもが予防接種を受けられず、紛争地域や貧困層の地域などへのワクチンのアクセスの不公平が広がっている。
当日は、かわさき区子ども会議と川崎市立渡田中学校、南大師中学校、富士見中学校の生徒が参加。駅周辺を通行する人々に「ユニセフ募金にご協力お願いします」と大きな声で呼びかけた。
南大師中2年で福祉委員長を務める神尾凛さんは「まちの人に声をかけるのは勇気が必要だったけど、困っている人の力になれるよう精一杯、募金の呼び掛けをした」と話した。