“ヤングケアラー”支援へ「全道キャラバン」相談できる場所や人材に課題
家族の世話や介護をする「ケアラー」への理解を深めてもらおうと、北海道内を巡回する“出張講座”が始まりました。
“全道ケアラーキャラバン”は、日常的に家族の世話や介護をする“ケアラー”について理解を深めてもらおうと、北海道内のケアラー支援団体が企画したものです。
道の調査では、道内の支援人材や相談窓口が足りないことが課題となっていて、年末までに23の市町村で講座を開き、参加や協力を呼びかけます。
キャラバンに参加し、「自分も経験した」と話す人は「自分が“ヤングケアラー”だっていうことを、声に出しづらいというのはあるから、私たちもどんどん声をあげていく必要がある」と話します。
支援団体では、18歳未満の“ケアラー=ヤングケアラー”への支援体制を広げるため「ケアラー募金」も呼びかけています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月13日)の情報に基づきます。