柏の「癒やしボイス」CDデビュー!歌手のうめこさん
「人前で歌うなんて無理! カラオケ嫌い!」。かつてはそんなタイプだった、うめこさん。
「ネガティブで人見知り」という生きづらさを抱えながら、高校中退後、社会へ。
ひたすら働き続ける中、24歳でゴスペルと出会います。これが歌人生の始まりでした。
ゴスペルと出会ってニューヨークまで
ゴスペルを習い始めたうめこさんは力を付け、ニューヨークでテレビ出演などの機会を得るまでに。
本気でやりたい事を見つけたにもかかわらず会社勤めをしながらの活動はジレンマとの闘いで、37歳で退職を決意。
それからは主にウェブ配信で活動し、「癒やしボイス」と評され多くの人が視聴に訪れます。
見いだされてついにCDデビュー
転機はシンガーソングライターの声松優一さんからのラブコール。
声松さんは船橋市を中心に、多彩な音楽活動やイベントを手掛けています。
開口一番、「うめこさんの良さは声の良さに尽きる。曲を作るから歌ってくれないか!?」との誘いに、初めは驚くも受けることに。
それから1年以上かけて楽曲を制作し、クラウドファンディングで目標金額を達成。
初のオリジナル曲「あじさい」が、うめこさん40歳の誕生日を迎える4月27日に発売されます。
作詞はうめこさん、作曲・編曲は声松さんが手掛けました。
「勇気をくれたのは、これまで出会った人たちです。やりたいことは何歳からでもできる。助けてくれる人もいる。一人じゃないからどんな自分でも大丈夫。そんなメッセージを曲に込めました」と、うめこさん。
誰もがハッとする言葉の数々を、心に染みる声で歌い上げた一曲。
聴く人のさまざまなきっかけになることでしょう。