くふうハヤテの折下光輝が古巣の巨人相手に粘りのバッティング!2点適時打はコンタクトレンズのおかげ⁉
プロ野球2軍ウエスタン・リーグのくふうハヤテは11日、草薙球場で巨人とのファーム交流試合に臨みました。5−6で惜敗したものの、九回無死満塁の場面に代打で登場した折下光輝内野手が左越えの2点適時打を放ち、粘りを見せました。
折下選手は2018年から育成選手として巨人で3年間プレー。古巣を相手に仕事を果たし「少しでも成長した姿を見せたいと思っていた。やれることはやったかな」と喜びを語りました。
4点差の九回、絶好機での登場に「やっと出られる」と奮起。追い込まれたものの「2球目に内角の直球をファウルにしたので、同じ球が来ても詰まらないようにしつつ、決めにくる変化球も頭に入れていた」と、意識した通りに低めの変化球を拾いました。
持ち前のパンチ力と卓越した技術が発揮された一打に、観衆からは大きな歓声が注がれました。
「これからはコンタクトレンズ着用」
視力に不安があったという折下選手は、この日からコンタクトレンズを着けてプレーに臨みました。0.3~0.5だった視力は1.0前後まで改善され、「見え方が全然違う」と苦手にしていたナイターで早速結果を残しました。
「派手なことは狙わず、やってきたことをやれば結果は出ると思う。欲張りすぎず頑張っていきたい」。これからは欠かさずコンタクトを着用するそうです。