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SLIVER AND GOLD/バックヤード・ベイビーズ:結成30周年、チーム・ワークの成熟を見せた8th

YOUNG

BACKYARD BABIES - SLIVER AND GOLD

スウェーデンのR&Rシーンを今も第一線から牽引する彼らの8作目(結成30周年作)。いつもワウ・ペダルを相棒に熱く弾き倒してきたドレゲン(g vo)だが、新作ではそうした野性味よりも楽曲に対する客観的な視線が見えてくるような、理性的なアプローチが目立っているのが興味深い。ニッケ・アンダーソン(ヘラコプターズetc.)とバンドが共作した「44 Undead」に限らずどの曲も哀愁の情感に満ち溢れ、ハーモニー・ギターやスライド、生ピアノやレトロな鍵盤類の的確な配置が最高の相乗効果を呼んでいる。ドレゲンも含め、個人よりも集団作業を優先させたチーム・ワークの成熟こそが本作の要だ。秀逸!

【文】菅原健太

アーティスト名:BACKYARD BABIES/バックヤード・ベイビーズ
アルバム名:SLIVER AND GOLD/スリヴァー&ゴールド
CD | ビクター | 2019年4月3日発売

(この記事はYOUNG GUITAR 2019年5月号に初掲載されたものです)

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