【食べ放題レビュー】毎週通いたい!吉祥寺の「2100円の週替りビュッフェ」は“味噌汁で感動”する名店だった
「オーガニックのランチビュッフェがあるんだけど、行ってみない?」
【全写真】一度は行ってほしい!吉祥寺の「2100円食べ放題」の画像まとめ
友達に誘われたら、アナタはどう思うだろうか?
「オーガニックって高いんじゃないの? オーガニックは野菜でも調味料でも高いし。行きたくても行けないわ」って思いませんでしたか。
大丈夫、ご安心ください。
2,100円でオーガニックのランチビュッフェを食べられるレストランがあります。
「クレヨンハウス吉祥寺」のオーガニックレストラン「広場」です。オーガニック食材を使った週替りメニューをビュッフェスタイルで提供しているんです。
2,100円ならけっして高くない。そう思い、食べてきました。
週替りの「オーガニックビュッフェランチ」を初体験
この日の週替りメニューは、初夏のサラダ(キャベツ、ニンジン、グリーンリーフ、フレンチドレッシング)、おからとゴボウとニンジンと干し椎茸の炒り煮、車麩の酢豚風、大豆ミートのボロネーゼパスタ、昆布と干し椎茸の佃煮、国内産鶏肉のチキン味噌カツ、玄米、五分米、豆腐と長ネギの味噌汁。
長くなるので省略したけど、野菜も米も豆腐も味噌などの調味料の原材料もすべて有機。つまり、厨房前のカウンターに並ぶ料理は、有機食品尽くしというわけ。
さっそく実食レポをお伝えします。
【オーガニックレストラン「広場」】 初夏のサラダ。有機栽培の野菜とフルーツを使用
まずはサラダから。野菜はどれもみずみずしくて、シャキシャキでおいしかった。
自宅では、EXバージン・オリーブオイルと塩でサラダを食べます。市販のドレッシングは増粘材などの添加物を使っているものが多く、買わないし、飲食店でも使いません。
でも、この店であれば、間違っても添加物が入ったものなど置かないはず。ふだん使わないドレッシングを安心してかけました。
次は、おからとゴボウとニンジンと干し椎茸の炒り煮。いわゆる、おからだよね。シンプルな料理だけに、味付けが難しい。味が濃いと食べ飽きるし、薄いとボヤケた料理になる。
この店のおからは、淡い味わいだけど、しっかりと味が付いていて、膝を叩くなるぐらいおいしかった。昆布などの出汁を含ませながら炒り煮しているはず。しかも具沢山が嬉しかった。
オーガニックのパスタもありました
車麩の酢豚風もよかった。むかし、禅寺の取材で車麩のトンカツ風を食べさせてもらったことがある。禅寺では、肉を使えないことから車麩を肉に見立てたトンカツが登場したというわけ。
この店はヴィーガンの人も食べられるように、車麩で酢豚を作った。車麩特有の「フニャ」という食感が舌に心地よく、やさしい味付けでおいしかった。
大皿にボロネーゼパスタが盛られていた。一見、本格的なボロネーゼだったが、挽き肉ではなかった。大豆ミートで作ったボロネーゼソースだった。
若干挽き肉の粒粒感が弱かったとはいえ、何も知らずに食べたら普通においしいボロネーゼパスタだと思ったはずだ。ヴィーガンでなくてもイタリア人が食べたらどう思うか、感想を聞いてみたい。
さらに昆布と干し椎茸の佃煮。出汁を取った昆布と干し椎茸を「そのまま捨ててしまったらもったいない」という発想で生まれた一品。味付けもバッチリでご飯がすすむ。
【オーガニックレストラン「広場」】 豆腐と長ネギの味噌汁。高級食材など何ひとつ使っていないけど、出汁がおいしかった
そのご飯は玄米と、五分づき米が用意されていた。その隣には、味噌汁が。出汁がきいた、豆腐と長ネギの味噌汁がおいしかった。味噌汁で感動するってそうそうない。やはり出汁の力だと思う。出汁は偉大だなあ。
この店はヴィーガンだけど、肉料理と魚料理の用意もある。この日のランチビュッフェの肉料理は、国産鶏肉のチキン味噌カツだった。有機の小麦で作ったを使っているという。
衣がやや厚くて噛んだ瞬間、歯に「ガツン!」と来て、しかもサクサク。「ナンダこりゃあ」って叫びたくなるぐらいおいしかった。アジフライの用意もあるが、別料金(690円)。ちなみにアジは長崎産。
少食の方用にスープごはんの用意も
この店にはオーガニックランチビュッフェの他、スープごはん(1,200円)の用意もある。
玄米と一緒にニンジンやタマネギ、キャベツ、カボチャなどで作ったスープが盛られている。これに副菜が4品セットになっていて、少食の女性ならスープごはんでちょうどいいかも。
料理は、シェフの山田真規子さんをはじめ、8名ほどの女性が手間をかけて作っている。つまりマンマの料理だ。
むかし、イタリアのレストランでマンマの料理を食べたことがある。高級料理ではなかったけど、また食べたくなる味だった。「オーガニックレストラン『広場』」の料理も手が込んでいるとはいえ、けっして高級料理ではない。マンマの料理であり、家庭料理の延長と言える。だからこそ食べ飽きない料理だった。
近くにあれば毎週通い、週替りメニューを食べたいと本気で思った。だって、おからや味噌汁で感動させてくれる店ってそうそうないよ。
別料金だけど食後のコーヒーとデザートも
食後にコーヒーとデザートをいただくことにした(共に別料金)。ケーキは、「広場」に隣接する「ケーキおばさん」の手作り。
小麦などできる限りオーガニックを選んでいるという。種類が豊富で全部うまそうだった。悩んだ末、一番人気のカボチャのタルト(700円)を頼んだ。
有機栽培のカボチャがゴロゴロ入ったタルトは、甘さが控えめで、ケーキというよりもカボチャの料理だった。
コーヒーミルクが豆乳でした
【オーガニックレストラン「広場」】 ミルクではなく、豆乳が出てきたことにいい意味でビックリ
コーヒー(550円)もオーガニック。コーヒーミルクは豆乳だった。あるいは生クリームと豆乳のブレンドもある。知っていると思うけど、プラスチック容器に入った市販のコーヒーフレッシュは、添加物まみれ。この店のコーヒーミルクは、有機栽培の大豆で作った豆乳だって。
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食後のコーヒーとケーキも含め、医食同源に徹したランチビュッフェをいただいた。
私の身体は食べたものでできている。あたり前のことだけど、つい忘れてしまいがち。
小難しいことばかり考えても嫌になるよね。でも、おいしくて身体にいいオーガニックランチビュッフェを2,100円で食べられるのは、幸せなことだと思うな。
【クレヨンハウス吉祥寺 オーガニックレストラン「広場」】
住所/東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-6
電話/0422-27-1377
営業時間/11:00~14:30(LO14:00)、17:30~21:00(LO20:30)
無休
※ティータイム(14:40~16:45)は、アラカルトとケーキセットなどを提供
※料金はすべて税込
(うまいめし/中島 茂信)