【京都市歴史資料館】創業350年余の歴史誇る寺町通老舗『鳩居堂』幕末明治の貴重な特別展!
汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区御所東にある歴史資料館。現在、寺町通の香具老舗『鳩居堂』の歴史史料の特別展を絶賛開催中。
全国的にも知られる寺町通の和文具・香老舗『鳩居堂』特別展
上京区御所東、寺町荒神口下がった場所にある施設『京都市歴史資料館』。京都の歴史に関する資料の保存と活用を図り、地元の文化を知る目的として昭和57年(1982年)に開館。
興味深い展覧会があると気軽に立ち寄れる施設で、たまに活用させてもらってます(笑)何せ入館無料なのに、地元民でも興味深く昔の京都の様子を知りえる資料館。特に個人的に気に入っているのは、モニターに流れる白黒映像の昔の京都の様子など、現代と照らし合わせて視聴できたり。
そして現在9月7日~10月13日の期間、こんな特別展『文人墨客 鳩居堂の幕末明治』が絶賛開催中。もちろん入館無料(嬉)
鳩居堂といえば、創業350年余の歴史を誇る、和文具やお香などの専門店。そして全国的にも知られる老舗中の老舗。この場所から寺町通を下がった立地にあります。
こちらはリニューアル改修工事前2016年に撮影した鳩居堂本店の様子。老舗然とした佇まいが、いかにも老舗ひしめく寺町通らしい風情をつくり、その中でもランドマーク的存在。
本展では、寺町御池下る下本願寺前町で香具屋と号しつつ薬種商を営み、江戸時代後期には薫物線香や筆墨を製造販売した商家・熊谷家、その幕末から明治の鳩居堂と京都の文人たちの足跡をたどる史料を展示。
館内は撮影禁止ですが、展示資料は鳩居堂を中心に所蔵する43点を展示。中でも、個人的に印象深かったのは、鳩居堂当主・熊谷直恭が天保の大飢饉に際し、三条賀茂川河岸にお救い小屋を立て援護活動にあたり、嘉永2年(1849年)には京都で天然痘予防接種・種痘の普及に努めるも、安政のコレラ大流行で援護活動中に罹患し命を落としたということ。
そんな幕末の激動の時代に、京都で暮らした人々の営みを命がけで支えた熊谷家、鳩居堂の歴史が詰まった特別展、必見です!
詳細情報
名称:京都市歴史資料館
場所:京都市上京区 寺町荒神口下る松蔭町138-1
電話:075‐241‐4312
開館時間:9時00分~17時00分
休館日:月曜日
関連サイト:https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000003963.html