忘れられない名コラボ！ 「ブルックス ブラザーズ」が「インディビジュアライズドシャツ」と組んだBDシャツ
あのブランドとあのブランドが手を組んだ。その報せだけで胸がざわつき、追いかけずにはいられない。今なお語り継がれる、忘れられない名作を聞く。
忖度なし、譲り合いなし！ 熱いぶつかり合いが生んだ奇跡｜Brooks Brothers × INDIVIDUALIZED SHIRTS
かつて早野さんがジャパンディレクターを務めていた「インディビジュアライズドシャツ」が、「ブルックス ブラザーズ」と共演した1着。
「細部まで互いに忖度せず、意見をぶつけ合いながら作り上げた結果が現れています。基本的には、決めた範囲内でしかスペック調整を受け付けない『インディビジュアライズドシャツ』に対して、『ブルックス ブラザーズ』が細かい要望を出す。カフスのプリーツの数や袖幅、裾のカットなどを見ると面白いです。両者とも譲らないところは譲らないけれど、相手の要望を吞み込んでいるところもあって。両者の強いこだわりが、いい具合に溶け合っている。奇跡的ですよね」。
コラボとは、きっかけでもあるという。
「ブランド同士が互いのお客さんを共有し、新たな層を生み出すのがコラボだと思います」
BD SHIRT（ボタンダウンシャツ）
縫い目が見えない袋縫いを採用している「インディビジュアライズドシャツ」が、「ブルックス ブラザーズ」が採用する縫い目が見える方式を取り入れたステッチ
「お客さんと共に創り上げること」を大切に、オーダー品を作ってきた「インディビジュアライズドシャツ」が、既製品作りに挑んだ貴重な証でもあるタグ。
